フェラーリレース初参戦の女性レーサーがいきなり優勝!
Women in Motorsport Project1期生、岩岡万梨恵が快挙
7月22日(土)に富士スピードウェイで行われた「Ferrari Coppa Competizione」レース(フェラーリジャパン主催)にWomen in Motorsport Project1期生の岩岡万梨恵(Lovedrive所属)が初参戦し、優勝した。
「Ferrari Coppa Competizione」レースは、日本国内で開催されるフェラーリレースで、今回の大会には、アジア各国を主戦場とする「フェラーリチャレンジ・アジア・パシフィック」シリーズで表彰台に上るドライバーも多数参戦し、10台で争われた。
岩岡は、レース当日に生まれて初めて「フェラーリ 458チャレンジ」車両を運転し、プロジェクトリーダーの井原慶子の指導のもと、フリー走行、予選で徐々にペースを上げ、予選3番手を獲得。決勝レースでは、好スタートをきって1周目の1コーナーでトップに躍り出ると、レース終盤まで続いた後続2台とのサイドバイサイドのバトルを制してフェラーリレースデビュー戦で優勝した。
岩岡は、2015年より「MAZDA Women In Motorsport Project」の1期生に合格し、マツダの美祢試験場などで訓練を経て昨年レースデビュー。「ロードスター・パーティーレース西日本シリーズ」でシリーズ2位を獲得した。今季は、スーパー耐久レースに「LOVE DRIVE RACING」から参戦している。
岩岡は「一昨日いきなり井原先生からフェラーリに乗りたい?と聞かれて舞い上がりました。初フェラーリは、今まで経験したことのないハイスピードで超緊張しましたが、今までロードスターで叩き込まれた基礎どおりに運転したら、思い通りにフェラーリが動いてくれて本当に楽しかったです。この1年間たくさん泣いてもがいてきましたが、やっと初優勝できて本当にうれしいです。いつも応援してくださる皆様ありがとうございます。」と話している。
プロジェクトリーダー井原慶子は「私は2回だけ練習してフェラーリでレースデビューし3位でしたが、岩岡は、今日初めてフェラーリに乗って優勝。今後がとっても楽しみです。フェラーリ社がWomen in Motorsport Projectに賛同してくださり、このような素晴らしい機会をいただきましたが、今後は女子でスーパーカーブームですかね。」と話している。
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