ドライブレコーダー2年で設置倍増!2015年は60万台以上の販売台数に

※写真はイメージです パナソニック 「美優Navi」専用ドライブレコーダー

GfKジャパンは、全国のカー用品量販店、家電量販店、インターネット等の販売実績に基づくドライブレコーダーの販売動向と、ドライブレコーダー購買行動調査に基づくドライブレコーダーの認知度・購入重視点を発表した。

18歳以上の男女(自動車保有者)13,059名にアンケートを実施。この調査結果によると、販売台数は2013年の倍以上となり市場拡大していることがわかる。また、ドライバーの重視点が変化していることも判明した。

国内販売台数

ドライブレコーダーの認知度

市場拡大には消費者の製品理解が進んだことが大きく寄与していると見られる。2015年10月に13,000名のドライバーに実施した調査によると、ドライブレコーダーを「知っている」が87%、「どのような製品か具体的には知らないが、名前を聞いたことはある」が10%を占め、ドライブレコーダーはほぼすべてのドライバーに認知されていた。

なお、製品を認知しているドライバーにおけるドライブレコーダーの保有率は16%に達した。年代別で保有率が最も高かったのは50代で19%に上った。

購入重視点

ドライブレコーダー保有者に製品購入時に最も重視した点を尋ねたところ、最多回答は「安価な価格」であった。こうした中、購入した製品の不満点として、夜間に撮影した画像の不鮮明さを挙げるドライバーも多くみられた。購入後に実際の撮影画像を見て初めて、自身のドライブレコーダーに不満を抱く消費者も少なくないと推察される。

次に、今後の購入意向者に対して同様に重視点を尋ねた。この結果、性能との「コストパフォーマンス」が最多回答となり、次いで「カメラの性能(画質等)」があげられた。保有者で最も多かった「安価な価格」は3位となり、機能の向上と、製品理解の進展に伴い、価格志向はやや弱まり、性能を重視する傾向が強まっているようだ。

市場は拡大基調にあるものの、いまだ購入の中心はリテラシーの高い一部消費者にとどまる。普及に向け、今後いかに性能と価格のバランスをとっていくかメーカーの施策が注目される。

購入重視点

調査概要

■調査期間:2015年10月12日~10月25日(計14日間)

■調査方法:インターネット調査

■調査対象:18歳以上の男女(自動車保有者)13,059名

■調査内容:ドライブレコーダーの認知度・保有状況・使用感・不満点・欲しい機能、購入の目的・きっかけ・場所・重視点・価格帯・メーカー、撮影動画視聴頻度、動画投稿サイトの閲覧・投稿経験など

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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