BMW「i3」がGerman Design Award 2014で金賞を受賞。
ドイツ・デザイン協議会は「German Design Award 2014」を選出した。この国際的な専門委員会は、毎年優れたデザイン実績に対して名誉ある特別な賞を贈り、表彰している。
BMW Group Designは、今年のGerman Design Awardで同時に5つの賞を獲得。大いに注目された次世代モビリティBMW「i3」が、「Transportation and Public Space(輸送と公共空間)」の部門で最も高い評価を得て金賞を勝ち取った。
同部門では、ラグジュアリー・コンセプトのBMW Pininfarina 「Gran Lusso Coupé」ならびにアイコン的存在の「トラベル・エンデューロ」の新モデルであるBMW 「R 1200 GS」にも、特別賞が贈られた。
これとともにオーディオ・ビジュアルとデジタル・メディア部門ではBMW 「Concept Ninety」の動画が、また、ライフスタイル部門ではスキー・スポーツ用品メーカーのK2およびDesignworksUSAと共同で製作されたK2 LTD BMW 「Powder Ride Ski」の特別なデザイン品質が、それぞれ受賞。
授賞式は2014年2月7日に、フランクフルトの見本市「Ambiente(アンビエンテ)」において行われる。
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「German Design Award」は、参加企業の高度なデザイン能力にスポットを当てるコンテストとして世界中で広く高い評価を受けていて、審査員には、経済や学問の世界、そしてデザイン業界からの著名なデザイン専門家30名で構成されている。
主催のドイツ・デザイン協議会は、国際的な活動を行い、企業のデザイン能力を効果的に伝えることで企業をサポートすると同時に、世間に幅広くデザインへの理解を促進させることを目指している。
今回受賞したBMW「 i3」は大都市周辺での利用を念頭に、持続可能性を徹底的に追及してデザインされている。
「i3」は完全な電気駆動であり、持続可能なエミッション・フリーのモビリティを求める声に応えている。全体的調和をコンセプトとしており、クルマ全体の細かい部分が使用目的に合わせて最適化。そして車両の革新技術を確実に目に見える形にして、軽量性、安全性、効率性といった価値をエクステリアとインテリアに反映させている。
BMWとPininfarinaは最先端技術で車両製造を行い、その第一弾として 「Gran Lusso Coupé」を発表。デザインチームは緊密な共同作業の中で、Pininfarinaの精巧な仕上げによりBMWらしさが際立った上級ラグジュアリークラスの新しい個性を作り出すことに成功した。
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