“全てを一新”カロッツェリア史上最強のサイバーナビが登場 ~アルヴェル・ノアヴォク専用モデルも~

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“全てを一新”カロッツェリア史上最強のサイバーナビが登場 ~アルヴェル・ノアヴォク専用モデルも~
カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CL900-M カロッツェリア サイバーナビ 2016年モデル カロッツェリア サイバーナビ 2016年モデル AVIC-CL900-M マルチドライブアシストユニット スマートコマンダー リアスマートコマンダーアプリ サイバーナビ 車種専用モデルに対応している「トヨタ ヴェルファイア」 サイバーナビ 車種専用モデルに対応している「トヨタ ヴェルファイア」 トヨタ アルファード・ヴェルファイア専用 10V型 サイバーナビ サイバーナビ 車種専用モデルに対応している「トヨタ ヴォクシー」 トヨタ ヴォクシー・ノア専用 10V型 サイバーナビ 画像ギャラリーはこちら

パイオニアは、同社のカーナビブランド「カロッツェリア」において“全てを一新”した「サイバーナビ」を6月から順次発売すると発表した。

新サイバーナビでは、8V型のラージサイズ、7V型の200mmワイドと180mm、そして今回のサイバーナビの特長の一つとなる10V型と、大きく分けて4種類のサイバーナビが発売される。

価格はオープンプライスで、市場予想売価は後述する「マルチドライブアシストユニット」付属の有無で異なるが、8V型が230,000円(170,000円)、7V型200mmワイドと180mmが210,000円(150,000円)。

※()内の価格はマルチドライブアシストユニット無

トヨタ アルファード・ヴェルファイア専用 10V型 サイバーナビ

車種専用となる10V型の対応車種は、「トヨタアルファード・ヴェルファイア」「トヨタノア・ヴォクシー・エスクァイア」「ホンダステップワゴン」の計6車種で、市場予想売価はそれぞれ以下の通り。

トヨタアルファード・ヴェルファイア/400,000円(320,000円)

トヨタノア・ヴォクシー・エスクァイア/390,000円(310,000円)

ホンダステップワゴン/390,000円(310,000円)

サイバーナビ 車種専用モデルに対応している「トヨタ ヴェルファイア」サイバーナビ 車種専用モデルに対応している「トヨタ ヴォクシー」トヨタ ヴォクシー・ノア専用 10V型 サイバーナビサイバーナビ 車種専用モデルに対応している「ホンダ ステップワゴン」ホンダ ステップワゴン専用 10V型 サイバーナビ
カロッツェリア サイバーナビ 2016年モデル AVIC-CL900-M

新サイバーナビは“全てを一新”と銘打たれているだけあり、ナビ機能、AV機能が大幅に強化されていることに加えて、ネットワーク連携によるユーザーへの多彩な情報提供、さらには先進運転支援機能と実に多彩な機能を備えている。

まず、今回のサイバーナビではプラットフォームから一新。独自プラットフォームを新規開発することにより処理能力を3倍以上に向上させ、ストレスの無い操作性を実現した。

インターフェイスは、ハードウェアとソフトウェアの両面において、使い易さと分かり易さ、そして使い心地の良さの3つをバランスさせている。

ハードウェアでは、新採用の「ホーム」キーを中心として、上下左右対称となるようデザインされ、キーの数も従来と同等数になるように配慮されており、迷わずに操作することが出来る。

カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CL900-M

GUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)でも同様に「ホーム」キーを採用。タッチ操作については、小気味良く「指に付いてくる」フリック感覚を大事にして開発されている。

ライブインフォ画面

ネットワーク面では、ドライバーの環境の変化を先読み・予測してサイバーナビ側から情報を提供する、いわゆる「プッシュ型」機能を強化。

例えば、ある駐車場を目的地へと設定した際、出発時に空車であったにも関わらず移動中に満車となってしまった場合にサイバーナビが画面と音声で知らせてくれ、さらに別の駐車場をボタン一つで案内することが出来るようになっている。

ライブインフォメニュー画面
スマートコマンダー

こうしたプッシュ型の通知をパイオニアでは「ライブインフォ」と呼び、前述の例以外にもルート案内先で発生した渋滞や交通規制情報、目的地の天気情報など様々な情報を発信していく予定という。

また、同社の楽ナビ専用として発売して好評であった「スマートコマンダー」は今回サイバーナビに初採用され、「マルチドライブアシストユニット」付属モデルに一緒に同梱されている。

リアスマートコマンダーアプリ

そして、サイバーナビの新たな機能の一つが「リアスマートコマンダーアプリ」。

これは、後部座席の同乗者がスマートフォンを使ってサイバーナビを操作出来るアプリで、例えば車内でかかっている音楽を同乗者が気軽に選曲したり、どのルートを通って目的へ行くのかを確認する、といった場面が想定される。リアスマートコマンダーアプリは、iOS9.0以上、AndroidOS5.0以上の端末で使用可能となっている。

新サイバーナビでは、カーナビの基本機能となる「地図」、そして「ルート検索」についても強化されている。

地図については改めて見やすさにこだわり、ゼロベースで刷新。

夜間モード画面

夜間モードなど車内が暗い状況においても見易いようにチューニングされた。また、交差点を曲がった際も滑らかに地図が回転するなど、細かい点にも配慮されている。

地図の操作については、フリックによるスムーズなスクロールのほか、指を広げたり狭めたりするピンチイン、ピンチアウトや、ダブルタップによる拡大など、スマートフォンのような滑らかな操作にこだわって開発されている。

スーパールート検索

ルート検索では、これまで同社に蓄積されている走行データを活用した「スマートループサーバー」による検索が可能となる。これにより、一元的なルート案内ではなくユーザーが実際に走行したルート、交通情報、またETC料金を含む道路データを加味し、多様なドライバーの検索ニーズに応える、効率の良いルート探索が出来るようになる。

このサーバー型のルート探索は、秋以降のバージョンアップにより実装される予定となっている。

今回のサイバーナビでは、冒頭にあった「マルチドライブアシストユニット」を装着することで、“セーフティ”“セキュリティ”面が大幅に強化される。

前方車両接近警告
誤発進警告レーンキープサポート

例えばセーフティ面では、前方車両との車間距離が接近した際の「前方車両接近警告」や前方の車両より先に自車が発進した際の「誤発進警告」、レーンキープサポートや赤信号検知表示などが、「マルチドライブアシストユニット」により実現することが出来る。

アクシデント
フロアカメラ画面

セキュリティ面では、衝撃・音圧・電圧(ドア開など)の3種類のセンサーにより自車へのリスクを検知し、前方のカメラと室内のカメラ、2つのカメラによって動画と静止画を保存。

さらに、上記のリスクを検知した場合には、関係者へ撮影した静止画や位置情報をメールで通知してくれる。

車種専用サイバーナビを装着したステップワゴン

最後に、車種専用モデルについて。対応車種は現在のところ、冒頭で述べた「トヨタアルファード・ヴェルファイア」「トヨタノア・ヴォクシー・エスクァイア」「ホンダステップワゴン」の計6車種となっている。

車種専用モデルにおける最大の特長は、車種毎のコンソールに合わせた「専用デザイン」の採用、そして車種毎に最適化されたチューニングされた「車種専用セッティングデータ」。

車種専用サイバーナビを装着したステップワゴン

特に後者のセッティングについては、筆者も実際にステップワゴンのデモカーに乗り、セッティングの有無で聴き比べてみたが、その違いは歴然。オーディオ・スピーカーなどハードウェアそのものが変わってしまったかのような感覚で、セッティングされている音については、はっきりとボーカルがセンターに居る存在を感じ取ることが出来た。

パイオニアでは、そんな新サイバーナビのデモカーで音楽を視聴したりサイバーナビを触ることの出来るイベント「カロッツェリアエクスペリエンス」を本日5/10より開催している。

開催日、場所などは以下の通り。全てが一新されたサイバーナビ、興味のある方はぜひ「カロッツェリアエクスペリエンス」へ足を運んで頂ければと思う。

~東京~

2016年5月10日(火)・11日(水)ベルサール秋葉原B1ホール

~名古屋~

2016年5月16日(月)Zepp名古屋

~大阪~

2016年5月19日(火)梅田スカイビル(ウエストタワー3Fステラホール)

~仙台~

2016年5月22日(日)夢メッセみやぎ

~広島~

2016年5月23日(月)ANAクラウンプラザホテル広島(3Fオーキッド)

~福岡~

2016年5月26日(火)FFBHALL(福岡ファッションビル)8FAホール

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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