autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム F1 突如レギュレーション変更!ホンダF1は責任者変更と問題のエンジン変更で強いホンダに戻れるか

自動車評論家コラム 2016/2/5 11:30

F1 突如レギュレーション変更!ホンダF1は責任者変更と問題のエンジン変更で強いホンダに戻れるか

関連: ホンダ Text: 国沢 光宏
F1 突如レギュレーション変更!ホンダF1は責任者変更と問題のエンジン変更で強いホンダに戻れるか
ホンダ F1 2015

最悪の2015年シーズンを過ごしたホンダF1ながら、明るいニュースが届いた。

現在参戦しているホンダF1エンジン最大の問題点は「基本設計を間違えた」。ホンダ側からすれば「あまりに効率を追求した結果、技術が追いつかなかった」と言い換えてもよかろう。結果的に昨年は最後までフルパワーを発揮できずに終わってしまった。

なぜ設計変更しなかったかというと、レギュレーションで禁止されていたからだ。現在のF1は複雑な規定になっており、改良を加えるには『トークン』と呼ばれる「改造権利券」を使わなければならない。

ちなみにエンジン全て変更する時に必要なトークンの数は66。ホンダに与えられた2015年シーズンのトークンは9だった。これだとターボの搭載位置変更などするだけで使い切ってしまう。2016年シーズンは32トークン与えられるため、エンジンの半分近くを刷新出来ることになる。ホンダF1もトークンを上手に使えば、2015年シーズンの劣勢をある程度挽回出来ると言われていた。

ただ2017年シーズンは全チーム25トークンに減り、ベンツ有利のままである。

F1、突如2017年からトークン制を廃止

ホンダ F1 2015ホンダ F1 2015

文頭に戻る。突如2017年からトークン制を廃止することになった。

年間のエンジン使用制限数こそ残るけれど、開発は無制限。しかも2016年シーズンからエンジンブロックなどの開発を禁止していたレギュレーションが無くなる。つまり今年使える32トークンは、クランクケースなどの変更を除いてよいということ。

何と!今年から大幅な変更が出来るようになるということを意味する。

となると唯一のネックは、昨年世界中のメディアとホンダ社内からダメ出しされた「ホンダのF1開発チーム」の実力次第ということになる。どうやら結果を出せなかった新井プロジェクトリーダーが変わるらしく、すでに新体制での開発に入っている?

F1のパワーユニットは、2016年中盤を持って事実上のリスタートと言ってよいだろう。現在参戦しているベンツとルノー、フェラーリ、ホンダのハンデ無しガチ対決ということになる。こうなるとF1も面白い!ドイツ、イタリア、フランス、日本の技術バトルということですから。

再びホンダF1に声援をおくれる状況になったら嬉しい!

[Text:国沢光宏]

筆者: 国沢 光宏
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