[試乗]ボルボ XC60 T5 AWD クラシックは熟成し尽くされた“Classic”の味わい(1/3)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田清志
熟成し尽くされた芳醇な“Classic”の味わい
ボルボの人気SUV[XC60]に、豪華装備をふんだんに盛り込んだXC60 Classic(クラシック)が追加された。2009年のXC60日本導入から7年。世界トップレベルの先進安全装備やボルボ自社開発の新エンジンを搭載するなど、常に進歩し続けてきた。熟成し尽くされたXC60の“Classic”な味わいについて、自動車ジャーナリストの山本シンヤ氏が詳しくレポートする。
見た目は変えずに中身は年々進化させる
ボルボは他の自動車メーカーと比べると、モデルサイクルが長い。もちろん、会社規模や生産台数の関係で、大メーカーのようにポンポンとニューモデルを投入することができないお家事情があるのも事実だと思うが、それを逆手にとり、「現行モデルでやりたいこと/やれることはたくさんある」、「見た目を変えずに中身を進化させる方法もある」と言う考え方を持っている。日本車メーカーで言えばスバルと非常によく似ている。
ボルボ初のコンパクトクロスオーバーSUVとして登場したXC60は2008年に登場。日本へは2009年に導入。日本初となる“完全停止”の自動ブレーキを採用したモデルとしても有名だ。その後も、見た目の部分はそれほど大きく変更はないものの、パワートレインやドライブトレインはもちろん、シャシーなどは着実に進化・熟成が行なわれ、2014年にはボルボ自社開発の新ドライブトレイン[Drive-E](ドライブ・イー)を搭載。現在に至る。
デビュー7年、事実上のファイナルモデルが設定された
そして日本導入から7年。フルモデルチェンジが近づくとラインナップされる(!?)、事実上のファイナルモデル、XC60 Classic(クラシック)がディーゼル[D4]とガソリンの[T5 AWD]に設定された。
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