[試乗]ボルボ XC60 T5 AWD クラシックは熟成し尽くされた“Classic”の味わい(2/3)

サンルーフや本革シートなど標準装備が充実化

XC60 Classicは、従来のラインナップに対して装備を充実しているのが特徴だ。チルトアップ機構付電動パノラマサンルーフ、本革シート、12セグ地上デジタルTV、フロントシートヒーター、モダンウッドパネルを標準装備。また、D4クラシックには18インチアルミホイール、T5クラシックには19インチアルミホイールが装着される。

＞＞[画像60枚超]VOLVO XC60 T5 AWD Classic フォトギャラリー

XC60 T5 AWD Classicは単なるお買い得仕様にあらず！

もちろん、歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・軽減フルオートブレーキシステムをはじめとする10種類以上の先進安全装備[INTELLLISAFE](インテリセーフ)や、コネクティビリティアプリを採用する[SENSUS CONNECT](センサスコネクト)など、最新モデルと変わらないアイテムもシッカリと採用済みだ。

これだけ見ると、装備充実でお値段据え置き・・・と言ったお買い得モデルのように思えるが、ボルボは最後の最後まで手を抜かない。

最新の自社開発パワートレイン[Drive-E](ドライブ・イー)と4輪駆動の組み合わせ

これまでT5 AWDのパワーユニットは、フォードとのアライアンス時代の直列5気筒 2.5リッターターボ(254ps／360Nm)＋6速ATを搭載していた。だが今回のXC60 クラシック T5 AWDでは、最新の自社開発パワートレイン[Drive-E](ドライブ・イー) 2リッターガソリン直噴ターボ(245ps／350Nm)＋8速ATに変更した。実はXC60 T5でも、[Drive-E]2リッターターボがFFモデルに設定されていた時期があったが、AWDの組み合わせはファイナルモデルにして初となる。余談だが、近年のVolvoは年次ごとに目まぐるしくパワートレインの組み合わせが変わるので、中古車を購入される際には注意が必要だ・・・

そんなワケで今回、最新のXC60 T5 AWD Classicに試乗してきた。

＞＞VOLVO XC60 T5 AWD Classic フォトギャラリー[画像60枚超]