フォルクスワーゲン ゴルフ GTIピレリ 試乗レポート(3/4)
- 筆者： 竹岡 圭
- カメラマン：原田 淳
タイヤ痕を施した洒落たシート
インテリアもかなり特徴的な特別仕様となっている。
まず目を惹くのがシートだ。ナントP-zeroのタイヤパターンを模した押し型があしらわれているのである。さらにサンフラワーのボディカラーに合った、イエローステッチで装飾されているのだ。ちなみにこのイエローステッチは、ステアリング、シフトブーツ、サイドブレーキレバーにも施されていて、センスのよさがピリリと効いている。
シートの素材はレザー＆マイクロファイバーのコンビネーションシートで滑りやすさを解消、さらにパワーランバーサポートとシートヒーターが運転席＆助手席に施されている。
身長162cmの私の場合、R32のようなバケットタイプだと、ペダルに足がきちんと届かず運転しにくいので、特段バケット仕様になっていないのは逆に好印象。スポーティに走りたいときはランバーサポートを使えばピタリと収まるし、普段は適度に寛げる。
またシートヒーターは、エアコンで乾燥しすぎることもなく暖が取れるとあって、特に女性には喜ばれる装備と言っていいだろう。
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OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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