トヨタ「シエンタ」の新型と旧型を比較してみた(4/5)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
燃費性能
新型ではノーマルエンジン搭載車にもアイドリングストップが標準装着される。2WDの「X」や「G」で見るとJC08モード燃費は20.2km/Lだ。旧型の17.2km/lに比べると117%に相当し、数値的には燃料代を約15%節約できる。
一方、ハイブリッドは27.2km/L。ノーマルエンジンの燃費が向上したこともあり、あまり差が付かない。価格差は装備とエコカー減税額の違いを補正して実質32万円くらいだが、この差額を燃料代の差額で取り戻せるのは、15万kmを走った頃になる。ハイブリッドのモーター駆動が1.5リッターエンジンの力不足を補う効果も期待できるが、一般的にはノーマルエンジン車を推奨したい。
進化度数:5点/10点(順当に進化した)
グレード構成&価格設定
新型の価格は、ノーマルエンジンを搭載した「X」が181万6363円。ほぼ同等の装備を持つ旧型の「X・Lパッケージ」が175万3715円だったから、約6万円の値上げになった。とはいえ新型にはアイドリングストップが加わり(相場は2~3万円)、プラットフォームなども刷新されたので、実質的には値下げと考えて良いだろう。
損得勘定は微妙ながらハイブリッドも設定され、良心的な価格設定になっている。
進化度数:4点/10点(もう少し頑張りましょう)
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