日本カー・オブ・ザ・イヤー2010-2011 10ベスト特集
- 筆者: 松下 宏
10ベスト車が決定! 11月の最終選考でイヤーカーに選ばれるのはどのクルマだ!?
2010~2011年日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の一次選考にあたる10ベストカーが選出された。
国産車5台、輸入車5台という配分はほぼ予想された通りのもの。COTYの10ベストは外国車が健闘することが多く、今回のように日本車と外国車が5台ずつ入ることが多い。
10ベストに残った顔ぶれもほぼ予想された通りだった。10ベストに選ばれたクルマの票数は明らかにしないルールになっているので、具体 的には書けないが、10位争いは大激戦だったし、8位から12位くらいまでの車種はかなりの混戦になっていた。
10ベストに残れなかったクルマで目ぼしい車種は、三菱RVRやアウディA5、ポルシェカイエン、シトロエンC3、シボレーカマロなどで外国車系が中心。国産車は1メーカー1車種ということで考えると、三菱のRVRが外れたものの、5社から1車種ずつ残ったので、まずまず順当な結果になったといえる。
今年はスバルとダイハツには10ベストに残るような車種がなかった。2010~2011年のカー・オブ・ザ・イヤーで変わったのは特別賞がなくなったこと。前年までは本賞のほかにアドバンスドテクノロジー、モーストファン、ベストバ リューの3つの特別賞が設けられていたが、これが廃止された。
なので、10ベストに残った車種は基本的に本賞を取れるかどうかだけが問題になる。本賞が取れなくても特別賞を取れればという作戦はできなくなった。外国車については、国産車が本賞を受賞した場合に、外国車の比較一位がインポート・カ ー・オブ・ザ・イヤーになるという決まりもある。
なお昨年までの3つの特別賞に代わって今年は実行委員特別賞という賞が設定された。これは選考委員ではなく実行委員が投票して決めるもの。初めての設定された賞なのでどのような結果になるか予想が難しい。本賞と同じになることもあるし、別になることもあるということだ。
10月1日に選ばれた10ベスト車に対して60人の選考委員が採点するが、そのルー ルは以下のようなものとなる。
各選考委員の持ち点は25点で、この25点を5車種 に配分する。なおかつそのうち1台には必ず最高点の10点を与える。なので、選考委員は、まず最初にイチ推しの1台を選んで10点を付けた後、残りの15点を4車種に配分することになるわけだ。15点を4つに分ける配点パターンは 全部で20種類にも達するから、イチ推しのクルマを選ぶ以上に残りの点数配分で頭を悩ますことになる。
そうでなくても10ベストを選ぶ段階では10車種をリストアップしたのに、最終選考の段階では5車種にしか点数を与えられないのだから、これもまた難しい要素 になる。いずれにしても、そうして配点された点数を合計し、最も多くの点数を集めたクルマが2010-2011年日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄誉を獲得することになる。
過去に事例は全くないが、もしも2車種以上が同じ点数で選んだ場合には、10点を多く獲得した車種がイヤーカーになる決まりだ。
さて、今年はどの車種が日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれるか。10ベストに 選ばれた車種の特徴を以下に記しておこう。
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