新型GR86／新型BRZ、買うならAT or MT？ 注目のアイサイトはATだけの設定ながらMT派の声多数【みんなの声を聞いてみた】

新型GR86／新型BRZにはATモデルのみながらアイサイトを搭載

トヨタとスバルが共同開発するコンパクトFRスポーツカー「86（GR86）」、「BRZ」が2021年、初のフルモデルチェンジを実施する。

当初の計画では、2021年夏頃にBRZが、GR86は少し遅れて2021年秋頃の発売計画となっている。

先代モデルから新型モデルへの進化した点は、グラマラスになったエクステリアデザインに、使い勝手が向上したインテリア、そして2.4リッターに拡大したエンジンの搭載などが挙げられるが、1番のトピックといっても過言でないのは、86・BRZ初の“ADAS”（Advanced Driver Assistance System：先進運転支援システム）が採用されることだろう。

今のところはAT車のみの設定となるが、スバル独自の「アイサイト」（アイサイト Ver3）が86・BRZ共に搭載される。

では実際に、初代オーナーや新型モデル購入検討者、車ファンなどは、買うならAT or MTどちらなのか？ MOTA（モータ）では公式Twitter上でアンケートを募集した。

アンケート測定期間：2021年5月27日（木）～5月28日（金）／測定方法：MOTA編集部公式Twitter

SNS上でのみんなの声は？

7割以上がMT派と回答

Twitterアンケートでは、全体の72.5%が「MT」と答え、残りの27.5%が「AT」という回答結果となった。また、アンケートの他にもSNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

MT派の声

まず、圧倒的多数派のMTを支持する声には「おそらく最後のガソリン+MTのスポーツカーかもしれないからMTを買ってずっと大切に乗る」「もはやNAエンジンの3ペダルMTの小型FRスポーツは奇跡」「FRの3ペダルを出してくれるトヨタとスバルに感謝。金額次第だけど購入検討中」などが挙げられている。

自動車の電動化が叫ばれている昨今、新型GR86／新型BRZは大変貴重な存在とする声が多数挙がっている。

AT派の声

一方、少数派となったATを推す声には「安全装備はあるに越したとはないのでAT派」「逆にスポーツカーなので安全を求めてアイサイト付を買う」といった声が。

やはり今時、安全装備は欠かせないとする声が一部で寄せられている。

やっぱりスポーツカーはMT推し

アンケートの結果、大多数はMT推しとなった新型GR86／新型BRZ。やはりスポーツカーは、自分の意思でダイレクトに運転・操作をするMTを支持する声が未だに多く存在しているようだ。

それでも「可能ならMTにも付けてほしい」「MTだってずっとスポーツ走行してるわではないので是非搭載してほしい」といった声も一部挙がっている。

自動ブレーキ義務化はどう影響してくるのか？

そんな中、これまでもアイサイトについて言われてきた「他社はMTにも安全装備が付いているがスバルだけなぜ」の声も一定数見受けられた。

スバルでは、アイサイトはAT向けに開発しているとし、これまでも同社のMTモデルには軒並みアイサイトは非搭載だったり、レヴォーグなどのMTモデルの設定を求める声にも対応はできていなかった。

今回の新型GR86／新型BRZに対しても「カローラスポーツのMTはセーフティセンスが付いているのだからアイサイトよりそちらを付ければ？」といった声なども挙がっている。

また、新型車では2021年11月から義務付けとなる衝突被害軽減ブレーキ装備の観点からも「すぐに安全装備義務化になるのに、その頃にはMTは廃止か？」「マイチェンでMTにも装着されるのでは？」といった声なども挙がっている。

その辺りの詳細は現時点では明かされていないが、今後どういった対応がなされるのか。貴重なガソリン+MTスポーツカーの今後の展開に引き続き注目していきたい。

［筆者：望月 達也（MOTA編集部）］

トヨタ GR86カタログを見る

新車価格：

291.6万円～392万円

中古価格：

197.7万円～800万円

新車購入問合せ中古車検索

スバル BRZカタログを見る

新車価格：

330万円～381.7万円

中古価格：

95万円～600万円

新車購入問合せ中古車検索

トヨタ 86カタログを見る

新車価格：

267.2万円～506万円

中古価格：

82.8万円～865.9万円

新車購入問合せ中古車検索