トヨタ 新型クラウン(2012年12月フルモデルチェンジ)新型車解説 -斬新なフロントマスクは賛否両論!?-(3/4)

トヨタ 新型クラウン(2012年12月フルモデルチェンジ)新型車解説 -斬新なフロントマスクは賛否両論!?-
トヨタ 新型クラウン アスリートSハイブリッド(レッド/赤(ファブリック)) トヨタ 新型クラウン アスリートSハイブリッド(レッド/赤(ファブリック)) トヨタ 新型クラウン アスリートSハイブリッド(レッド/赤(ファブリック)) トヨタ 新型クラウン アスリートSハイブリッド(レッド/赤(ファブリック)) 画像ギャラリーはこちら

新型クラウンロイヤルのエンジンラインナップは2.5リッターのみに

エンジンは、ノーマルエンジン車では直噴式のV型6気筒を搭載。クラウンロイヤルは2.5リッターのみとなり、3リッターは廃止された。アスリートは従来と同じく2.5リッターと3.5リッターが用意されている。

クラウンロイヤルとクラウンアスリートに採用されている2.5リッターエンジンは、最高出力が203馬力(6400回転)、最大トルクが24.8kg-m(4800回転)。動力性能は基本的に先代型と同じだ。6速ATの組み合わせも変わらない。使用燃料はレギュラーガソリン。

トヨタ 新型クラウン アスリートS(ブラック/赤(ファブリック))

そして、アスリート専用となる3.5リッターエンジンは、従来型と同じくシリンダーの内部に加えて吸気ポートにも燃料を噴射するインジェクターを備えたD4-S。最高出力は315馬力(6,400回転)、最大トルクは38.4kg-m(4,800回転)で2.5リッターに比べて112馬力/13.6kg-m上乗せされている。

3.5リッターエンジンに組み合わされるATは、従来の6速から8速へとグレードアップされた。新型クラウンでは、唯一プレミアムガソリンを使用する。

新型クラウンハイブリッドは燃費が66%も向上した「23.2km/L」に!

そして、クラウンロイヤルとクラウンアスリートの両方に設定されているハイブリッドは、メカニズムを大幅に変更。

従来ではクラウンアスリートのツインインジェクターを備えた3.5リッターがベースで、レクサスGS450hと共通化していたが、新型は直列4気筒の2.5リッターを搭載。

カムリと基本部分は同じだが、燃料の噴射方法は異なり、燃料噴射をシリンダー内部と吸気ポートで行うD4-Sの次世代版。

エンジンとモーター駆動を合算したシステム最高出力は220馬力に達する。V6エンジンがベースの先代ハイブリッドは345馬力だったから、125馬力の低下だが、カムリに比べれば15馬力の上乗せだ。

新型クラウンハイブリッドのJC08モード燃費は「23.2km/L」。先代ハイブリッドの14km/Lに比べると9.2km/L、比率にすれば66%も向上している。

トヨタ 新型クラウン ロイヤルサルーンハイブリッド(ホワイト/白(本革))トヨタ 新型クラウン ロイヤルサルーンハイブリッド(ホワイト/白(本革))

進化したレクサスGS450hの「18.2km/L」と比較しても優位に立つ。カムリが23.4km/Lだから、90~140kg上まわる車両重量と、15馬力の出力アップを考えれば十分に納得できるだろう。

ハイブリッドは平成27年度燃費基準プラス20%も達成し、購入時に納める自動車取得税と同重量税は免税(100%の軽減)。購入の翌年度に納める自動車税と初回車検時に納める自動車重量税は50%に軽減される。

一方、ノーマルエンジン車のJC08モード燃費は、2.5リッターが「11.4km/L」で3.5リッターは「9.6km/L」。先代型の燃費表示が10・15モードだったので直接比較はできないが、燃費数値に目立った向上はない。また、アイドリングストップも装着されない。

クラウンに限らず、大排気量エンジン搭載車はアイドリング時の燃料浪費も多いが、エコカー減税に影響しないと装着を見送る。現時点で日本製の乗用車を見る限り、エコカー減税の対象外でアイドリングストップを付けたクルマは皆無だ。アイドリングストップが減税の達成手段になっている。

2.5リッタークラウンの場合、平成27年度燃費基準をクリアするにはJC08モード燃費が「13.2km/L」に達しなければならない(燃費基準は車両重量と燃費数値のバランスで決まる)。アイドリングストップの採用で8%燃費が向上しても、11.4km/L×1.08=12.3km/Lだから13.2km/Lには届かない。エコカー減税は無理と判断して、アイドリングストップを付けなかった。クラウンのエコロジーへの対応は、ハイブリッドに任せているという状態だ。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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