新型アクア、新開発のニッケル水素電池でバッテリーの常識を覆す! アクアを皮切りとした他車展開予測に末恐ろしいの声【みんなの声を聞いてみた】

  • 筆者: 望月 達也(MOTA編集部)
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トヨタは2021年7月19日(月)、コンパクトハイブリッド車(HEV)の「アクア」をおよそ10年ぶりにフルモデルチェンジして同日発売を開始した。2代目となる新型アクアは、市販車で世界初採用となる新開発のバイボーラ型ニッケル水素電池を搭載。従来モデルに比べ2倍の出力を発揮し、燃費も20%向上させるなど、バッテリー面で大きな進化を遂げた。ここではそんな新型アクアについてSNSで挙げられているみんなの声を紹介していく。
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  1. 新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載
  2. 新開発のバッテリーで、トヨタは完全にゲームチェンジャーと化した
  3. トヨタの持つ販売力・商品力で他車展開されると考えると末恐ろしい

新開発のバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載

トヨタ アクアは2011年に初代モデルが登場。コンパクトなサイズと低価格、そして低燃費性能が高い人気を呼び世界で約187万台を販売している同社だけでなくエコカーの代表格でもあるコンパクトハイブリッドカーだ。今回およそ10年ぶりとなるフルモデルチェンジを実施し、2代目へとバトンタッチを果たした。

アクアといえば、なんといっても低燃費性能が売りの車だが、新型アクアでは初代から約20%の向上と低燃費性能にさらに磨きがかけられている。カタログ燃費値では35.8km/L~33.6km/L[WLTCモード燃費]を達成。

この燃費性能の重要なカギとなっているのが、駆動用の車載電池としては世界初となる豊田自動織機と共同開発して誕生したバイポーラ型ニッケル水素電池。

初代アクア用のニッケル水素電池に比べ、新型アクアで搭載(Z、G、Xグレードで採用)するこのバイポーラ型ニッケル水素電池はバッテリー出力が約2倍に向上。

廉価グレードのにあたるBグレードで搭載するリチウムイオン電池と比較すると、容量エネルギー密度がリチウムイオン電池の740Wh/Lに対し、バイポーラ型ニッケル水素電池では1000Wh/Lと約35%も向上しているのだ。

これにより、新型アクアではアクセル操作へのレスポンス向上、低速からパワフルでスムースな加速性能が改善されたほか、電気だけでの走行領域も拡大している。

さらにメリットは動力性能だけに関わらず、高効率化に伴いサイズもコンパクト化され、新型アクアの荷室や室内空間拡大にも寄与している。

新開発のバッテリーで、トヨタは完全にゲームチェンジャーと化した

そんな新型アクアについて、SNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まず見受けられたのは、

「従来比で容量1.5倍の出力2倍。そして同じスペース換算のリチウムイオンバッテリーと比較しても容量が大きいって相当なアドバンテージ」

「新型のバイボーラ型ニッケル水素電池は出力が従来の2倍! 最近のCVTは評判が良いのでバッテリー性能と共に期待大」

と、率直に新型のバイボーラ型ニッケル水素電池に期待を寄せる声たち。中でも、

「しれっと発表しているけど、世界初の小型大容量大電流としてバイポーラ型ニッケル水素電池って、相当すごいこと」

「リチウムイオン電池が廉価グレード用になるとは驚き」

「リチウムイオンが廉価版って、今までと完全に逆転した」

といった、これまでリチウムイオン電池にアドバンテージのあったバッテリー性能での立場を覆すポテンシャルに驚きの声が挙がっている。そうした上で、

「新しいバッテリーは興味ある。やはりHVではトヨタがかなり進んでいる印象」

「ノートのe-POWERが一気に古びるような気がする」

「他車種(次期クラウンやアルファードなど)にも載りそう。これは他社は歯が立たないのでは」

「新開開発のバッテリーのおかげで室内が広くなったとなると、ライバル勢にもかなりの影響がありそう。トヨタの容赦のない攻勢にライバルはどう立ち向かうのか」

「ニッケル水素にもまだこれほどまでに改良の余地があったなんてすごい。エントリーカーの内容じゃない。完全にゲームチェンジャーと化した」

など一気にライバル勢が劣勢に立たされたと見る動きもある。

「HVにこだわりすぎてEVに乗り遅れたと揶揄されてきたトヨタが、実は虎視眈々と新型電池の開発も続けていた。おそらく次の全固体電池の開発も進んでいるのだろう。電動化時代に向けても死角なしということか」

といった声もあるように、今後のトヨタの攻勢に注目が集まっている。

トヨタの持つ販売力・商品力で他車展開されると考えると末恐ろしい

そうした中、

「ヤリスが相当数出回った中でアクアがどれくらい売れるのか」

「ヤリスオーナーの中で『こっちの方が良かった』と思う層は多いのでは?」

「競合にHVが増えた分、先代程の爆発的セールかは分からないが、安定して販売上位にランクインはするだろう」

「この商品力は凄い。フィットやノートなどは大丈夫だろうか?」

といった、やはりもう一つのコンパクトカー「ヤリス」との差別化を気にする声やライバルと比較する声は非常に多く、新型ヤリスの今後のセールスの行方にも注目が集まっている。この辺りはMOTAでも引き続き調査していく予定。

そうした中、今回の新型アクアについて、ただのモデルチェンジの発表ということに留まらず、

「すでにライバルを圧倒しているが、注目なのはこれがこのクラスで勝ちに来ているというより足元を固める為の戦略ということ」

「これからトヨタの持つ販売力・商品力で他車展開されると考えると末恐ろしい」

という見方の声も挙がっている。

電動化が叫ばれている昨今の自動車業界。今後もトヨタの動きに非常に高い注目が集まっている。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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筆者望月 達也(MOTA編集部)
監修トクダ トオル (MOTA編集主幹)

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