アクアのせいで頓挫! スイフトはe-POWERよりスゴかった【結局売らなかったクルマたち】(2/2)

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市販化は秒読みだったのになんで……

スイフトプラグインハイブリッドは鈴木 修会長が「市販化を急がせている」というウワサが流れたのに加え、それを裏付けるように翌2010年5月に型式指定を取得。スズキディーラーなどに配車され公道でのテストが行われていただけに、市販化は確実視されていた。

しかし2011年末にトヨタがハイブリッド専用のコンパクトカーとなるアクアを200万円を大幅に切る価格で投入。スイフトプラグインハイブリッドは価格競争力でアクアに太刀打ちできないと判断されたのか、幻となった。

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少しだけ似たカタチで市販化へ

2017年に形は違うものの、ストロングハイブリッドのスイフトが遅ればせながら市販化されたことには、スイフトプラグインハイブリッドもどこかで喜んでいるに違いない。

いすれにしてもスイフトプラグインハイブリッドが発売されていたら、今の勢力図は大きく変わっていたハズ。それだけに発売されなかったことが悔やまれる。スズキさん! 今からでも遅くないから、可能なら市販化を前向きに検討して欲しい。

【筆者:永田 恵一】

スズキ/スイフト
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172.7万円233.2万円
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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

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