スバル エクシーガ 2.0GT tuned by STI 試乗レポート(3/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:村西一海
わずか300人が手に入れることができる「特別なクルマ」
低速での一般走行から限界走行に至るまで、クルマが性格を大きく変えることなく、どんなシチュエーションでも安定して、気持ちよく走ることができる。ひいては、重要なコンセプトである「運転が上手くなったように感じる」こともできた。
エンジン関係にとくに変更はない。スポーツマフラーが変更されているが、来年からの規制変更を先取りし、音質も音量もあまり派手に変わっていないし、エンジン特性にもとくに変化はない。
ノーマルに比べて若干の低音域が太くなっているものの、このあたりは、あえてこの程度に控えたとのこと。
エクステリアの変更点は、フロントアンダースポイラーの追加が目に止まるが、あとは前記のホイールやマフラーの交換など、変更点は控え目。
むしろルーフやピラートリムがブラックで統一され、アルカンターラとレザーを組み合わせ、チェリーレッドステッチやSTIの刺繍ロゴを施した専用シートが与えられたインテリアの方が印象的だ。
さらによく見ると、STIロゴ入りのメーターは220km/hまで刻まれ、ステアリングホイールやATセレクトレバーも換えられているし、赤いエンジンスタートスイッチや本革キーカバーが付くところも、雰囲気を盛り上げている。
ただし、エクシーガのウリのひとつであるパノラミックガラスルーフが、運動性能確保のため選べなくなっていることは覚えておきたい。
エクシーガ 2.0GT tunedby STIが、現状あるロールーフの3列シート車でもっとも「特別感」のあるクルマであることは確実。そして、手に入れることができるのはわずか300人。
量産車に対して60万円程度の出費増で、こうしたクルマを手に入れられるというのは、求める人にとっては願ってもない話だろう。
そして、「チューニング」というのはベース車の完成度が重要で、このクルマがここまで仕上がっているのは、まさにベース車のポテンシャルもあってのことに違いない。今回、エクシーガの素性のよさを、あらためて痛感した次第である。
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