GRスープラ、GRヤリスを更にスポーティな乗り味・ルックスに! フジツボのマフラーやHKSのサスペンションなどをご紹介【群馬パーツショー2021】
- 筆者: 土田 康弘
2021年10月8日~10日、30周年を迎える群馬パーツショーが高崎市のGメッセ群馬にて開催された。エアロパーツやホイールなどを扱う83社ものカスタムメーカーが集い、最新アイテムやカスタムカーを披露し盛況を博した。
この記事では、その中でもトヨタ GRスープラ、GRヤリス向けの最新パーツを発表したメーカーの情報をピックアップ。どのようなブースが出されていたのかご紹介しよう。
トヨタ GRヤリス向けのマフラーが充実/フジツボ
GRヤリス向けのエキゾーストシステムを充実させていたのがフジツボだ。
今回はデモカーとしてGRヤリス 1.6ターボを展示し、同社のマフラー「AUTHORIZE R」を装着してテールピースやサイレンサー部分のカッコ良さ、さらには高性能&音質についての魅力をアピールした。
さらに、ショー会場では展示が間に合わなかったものの、同社独自の排気バルブシステムを備えた「VVV(ヴィダブリュ)」シリーズにGRヤリス用がラインナップされるという。スイッチひとつでエキゾーストノートが変更できるバルブシステムの搭載に加え、異形の4本出しテールピースを備えたデザインなど、GRヤリスのマフラー戦線に新たな注目アイテムが間もなくデビューの予定だ。
GRヤリス向けウイングやマフラーを一挙リリース! /SARD(サード)
GRヤリスのパーツ群を一挙リリースしてきたのは、スーパーGTへの参戦でもおなじみのサード。
注目のニューアイテムのひとつは、GRヤリス用のLSLウイング。2本足形状のスポーティなウイングはワイドなデザインでアピール度満点だ。純正リアスポイラーに取り付ける構造となっており、ボディ加工無しで設置できる。
また純正のボルト穴を使った固定や、リアスポイラー下部のリアガラスとの間に補強のアダプターを用いるなど入念で精度の高い設計が特徴だ。
もうひとつの注目アイテムが「Ti-Z FULL TITANIUM マフラー」。その名の通り触媒からテールピースまでをフルチタンとする。テールは内側にチタン色を残すものの、外側はショットブラスト加工で大人のムード。乾いたレーシーサウンドを奏でるのもチタンマフラーならでは。
2つのブランドからヤリス、スープラ向けの走りを高めるサスペンションを展開する/KW
KWブランドとSTブランドの2つのサスペンションラインナップをブースで展開したKW。
KWブランドでは2wayダンパーの「Version-3」が人気の中心となっているが、多くのユーザーに評価される理由はそのオールマイティさ。伸び側/縮み側を独立して減衰調整できるため、セッティングの幅が広いのだ。
さらに減衰力の立ち上がりがスムーズで、角の無いしなやかな乗り味が手に入るのも魅力。走りのシーンを選ぶことなく、さまざまな用途でレベルの高い走りを味わえるハイパフォーマンスショックだ。ヤリス、スープラ、86などの適合モデルは特に注目を集めている。
一方のSTブランドは、スチールケースを用いてコスパを高めたのが特徴(KWはステンレスケース)。内部構造などはKWと同様なのでコストの面でも魅力のモデルだ。
使い勝手とスポーティを両立させたオールマイティな主力サスペンションをアピール/HKS
HKSブースで注目されたのが、ストリートスタンダードモデルの車高調である「HIPERMAX(ハイパーマックス)S」。さすが同社の主力サスペンションとあって、力の入り方が違っていた。
ストリートスタンダードの車高調とうたっているだけあり、使い勝手とスポーティな乗り味を両立するのが特徴。しっかりした減衰を備えつつ、嫌な硬さを感じないので普段使いからスポーツ走行までをオールマイティにこなすことができる。
単筒式のショックアブソーバーを採用し、減衰力は30段階の調整を備えるハイスペックさ。スポーティモデルはもちろんビッグサイズミニバンまでをカバーするラインナップも魅力。現在も対応車種も続々拡大中で、人気モデルへの対応は抜かりなく整備されていく予定だ。
冬も大径タイヤのルックス楽しめる4WD向けのスタッドレスを用意!/トーヨータイヤ
4WD向けのスタッドレスという新しい視点のタイヤである「オブザーブ W/T-R」を展開しているのがトーヨータイヤだ。
夏シーズンにはゴツゴツ・大径のオフタイヤを履いている4WDがスタッドレスでは純正ホイールに戻ってしまうケースも多い。そこで4WD車へ対応するサイズを用意したのがこのシリーズ。雪山遊びもぴったりだ。
[筆者:土田 康弘/撮影:MOTA]
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