【新型ヴェゼルとヤリスクロス後席比較】USBポートとエアコン吹き出し口がポイント! 快適なのは断然新型ヴェゼルだった

画像ギャラリーはこちら

今バカ売れ中のSUVといえばトヨタ ヤリスクロスだ。だが、後席やラゲッジルームなどは決して広くなく、もう一回り大きなモデルを検討する向きも多い。そこで最大のライバルとなり得るのがホンダ 新型ヴェゼルだ。そう後席と荷室(ラゲッジ)スペースはクラストップレベルなのだった。今回は新型ヴェゼルとヤリスクロスの後席とラゲッジスペースを徹底比較! 結論からいえば断然ヴェゼルなのだが、一体どれほど違うのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. 価格差は約40万円! その違いは後席の快適性にあった
  2. 座り心地はヤリスクロス。圧倒的な広さを求めるなら新型ヴェゼル
  3. アームレストのサイズはヤリスクロスに軍配! USBポートや空調は新型ヴェゼルの圧勝

価格差は約40万円! その違いは後席の快適性にあった

そもそもだが、トヨタ ヤリスクロスのベースモデルはコンパクトカーのヤリス。対して新型ヴェゼルの元となっているのは同じくコンパクトカーのフィットであり、ベース車共々ガチのライバルである。

ちなみに価格を比較してみるとヤリスクロスは179万8000円〜281万5000円、新型ヴェゼルは227万9200円〜329万8900円。スタート価格こそ40万円程度の差はあるものの売れ線グレードとなるハイブリッドモデルで比べてみても、ヤリスクロス ハイブリッドZが258万8400円、新型ヴェゼル e:HEV Zが289万8500円。どうしたって新型ヴェゼルの方が価格帯が上というイメージだ。

これだけ見ればヤリスクロスの方がコスパがいいでは? と思うはず。だが後席の快適性にこそ、価格差が如実に表れているのだった。

>>似ているようで全く別モノ! 新型ヴェゼルとヤリスクロスを写真で比較

座り心地はヤリスクロス。圧倒的な広さを求めるなら新型ヴェゼル

まずはヤリスクロスの後席から。結論から言うとヤリスクロスのリアシートは狭い! ベースとなるヤリスと後席のクッション厚さは変更しているものの、足元スペースは同じなのだった。そのため大人4人が乗れないワケではないのだが、長距離運転となると少々気が引けるほど。

クッション厚さをヤリスから変更しているおかげで、座り心地は注目ポイント。もしディーラーで実車に触れる機会があればリアシートの弾力性はぜひチェックして欲しい。

>>確かにシートクッションが厚い! ヤリスクロスの後席を写真でチェック

対して新型ヴェゼルのリアシートは大人4人がしっかり乗れるスペースを確保している。

これはホンダ独自のセンタータンクレイアウト(前席後方に薄いガソリンタンクを設置することでフラットな足元を実現)によるもので、身長175cmの筆者がドライビングポジションをとった状態で後席に座っても足が組めるほどのスペースを確保しているのだ。

ディーラーでチェックする際は、シートアレンジの手軽さを体験して欲しい。コンパクトSUVで唯一採用しているチルトアップ機構は女性でも片手で操作できるほど手軽で、しかも使い勝手が抜群なのだった。

>>もはや荷室いらず!? 新型ヴェゼルの便利すぎるシートアレンジがコレ

アームレストのサイズはヤリスクロスに軍配! USBポートや空調は新型ヴェゼルの圧勝

後席の快適性を向上されるアイテムとして、アームレストとエアコン吹き出し口が重要なポイントになると筆者は考えている。

アームレストに関しては両者装備されている。ヤリスクロスは後席中央のシートを前に倒すことで、その部分をアームレストとして使用できる仕組みになっている。シートそのものをアームレストとするため、サイズ的には大きくカップホルダーも備わる。

対して新型ヴェゼルはサイズこそヤリスクロスに負けるものの、実際に使ってみるとほどよいサイズなのだった。カップホルダーはアームレスト内と、左右ドアポケットに用意されているので使い勝手は抜群なのだった。

エアコン吹き出し口はヴェゼルだけ!

エアコン吹き出し口に関しては新型ヴェゼル、それもe:HEV Z以上のモデルであれば2口装備される。そして後席用のUSBポートも同じく2つ装備されるなど、後席の快適性では広さ、そして使い勝手は新型ヴェゼルの圧勝である。

一見似ているようで全く異なる性格のヤリスクロスと新型ヴェゼル。普段使いは2人乗車で、たまに後席を使用する人はヤリスクロス。対して4人家族のファミリーなどは絶対に新型ヴェゼルがおすすめだ。

【筆者;MOTA編集部 木村 剛大】

ホンダ/ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルカタログを見る
新車価格:
264.9万円377.6万円
中古価格:
65万円405万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ホンダ ヴェゼルの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ ヴェゼルのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ ヴェゼルの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ ヴェゼルの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ ヴェゼルのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる