ソリオの魅力は全幅にアリ! あえて小さくするワケとは!?
- 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
- カメラマン:MOTA編集部
軽より大きく、ミニバンより少し小さいという絶妙なサイズがウリのスズキ ソリオは5ナンバーサイズのプチバンだ。ソリオはこれまで、ライバル車よりもわずかに小さな全幅を採用し、それがまた売れている理由でもあるのだ。でも何であえて小さくしているのか? その理由とは!?
ちょっと大型化するも、程よいサイズ
新型ソリオの3サイズは全長3790mm×全幅1645mm×全高1745mmで、先代モデルが全長3710mm×全幅1625mm×全高1745mmだったことから、全長80mm、全幅20mm拡大したイメージだ。
通常5ナンバーサイズのクルマは全幅を枠ギリギリの1695mmとするのが基本なのだが、ソリオに関しては狭い道でのすれ違いや駐車場での乗降性を考え、あえて小さくしているのだ。新型はボディサイズを拡大しているが、そのこだわりは捨てていないのは評価すべきポイントだ。
筆者も以前、先代ソリオバンディットを所有していたのだが、本当に使いやすいクルマであった。買う前は「ちょっと小さくしただけで本当に意味あるの?」と思っていたが、狭い道やショッピングモールの駐車場では本当に便利なのだ。
もっと広くなった車内! 快適性も向上
先代モデル同様、センターメーターを採用しているが運転席側にオフセットされており、運転中でも視線移動が少ないように設計されている。加えて、カラーのヘッドアップディスプレイを新たに採用し、速度やナビ表示など先進性も大幅アップしている。
ソリオはスズキを支える超人気モデルだ。しかもプチバン市場を作り出したパイオニア的存在でもあるため、今回紹介したような"こだわりポイント”を永遠に持ち続けて欲しい。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】
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