自由過ぎる!? 昭和・平成初期の背高ノッポな超個性派軽自動車3選

  • 筆者: MOTA編集部
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2020年11月20日、軽スーパーハイトワゴン人気No.1のホンダ N-BOXがマイナーチェンジすると発表されました。今ではすっかり主流となった軽スーパーハイトワゴンですが、もともとは既存車種の派生モデルからスタートしています。その姿の変わりようは「突然変異」とでも言うべきもので、今見るとどれもちょっと、いやかなり変わった形態のクルマでした。そこで今回は、過去に存在した超個性派の軽スーパーハイトワゴン&バン3車種をご紹介します。こんなクルマがあったこと、覚えていましたか!?

目次[開く][閉じる]
  1. バブル時代に誕生した軽ハイトワゴンの先駆け! 三菱 ミニカトッポ
  2. こんなのアリ!? 車内を立って移動できる! ミラウォークスルーバン
  3. 後ろに箱をくっつけた和製“フルゴネット”! アルトハッスル

バブル時代に誕生した軽ハイトワゴンの先駆け! 三菱 ミニカトッポ

1990年に登場したミニカトッポは、軽自動車規格が変更され、排気量が660ccになったタイミングで販売を開始。ミニカトッポは、ハッチバックモデルとして販売されていたミニカのボンネットより後ろ、キャビン部分を高くすることで室内空間を拡大させています。

グレードによってはターボエンジンやキャンバストップを選ぶことができ、さらに、面積の大きな専用ガラスやガラスハッチが付いた横開きの大きなリアゲートなど、バブル期のモデルらしい贅沢な仕様となっていました。

2代目では可愛らしくレトロなスタイリングを採用

1993年にミニカトッポが2代目へモデルチェンジ。丸型ヘッドライトを備え、丸みのあるボンネットやルーフが特徴です。さらに、1997年には、張り出したヘッドライト、メッキバンパー、丸型リアライトを備えたレトロ調の「タウンビー」を発売。1998年に軽自動車規格の変更にあわせ販売を終了しました。

三菱 ミニカトッポの中古車相場

■中古車掲載台数:17台

■中古車相場:16.4万円~65万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月22日時点のデータ

こんなのアリ!? 車内を立って移動できる! ミラウォークスルーバン

1980年にデビューしたダイハツ ミラは、「ミラクオーレ」として3ドアハッチバックのボンネットバンをメインとして発売を開始。1982年に車種名を「ミラ」へ変更後、1984年に「ミラウォークスルーバン」を追加しました。ルーフが高く、車内を歩いて移動できる利便性を備えた4ナンバーの商用車で、4代目までウォークスルーバンをラインナップしていました。

狭い場所でもドアの開閉に困らない折戸を採用

そもそもウォークスルーバンとは、運転席とラゲッジスペースに隔たりがなく、歩いて行き来できる商用車です。また、立ったまま移動できるようにするため、車体の高さが高くなっています。

ミラウォークスルーバンは、左側に内開きの折戸が装備されているため、荷物の出し入れや乗降時のドア開閉に困りません。バックドアは、3枚の折戸仕様と上下開き仕様をラインナップ。用途に応じて最適な選択ができるのもミラウォークスルーバンのメリットです。

ダイハツ ミラウォークスルーバンの中古車相場

■中古車掲載台数:14台

■中古車相場:29万円~198万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月22日時点のデータ

後ろに箱をくっつけた和製“フルゴネット”! アルトハッスル

1991年にスズキ アルトの派生車種として誕生したアルトハッスルは、乗用車のリアセクションに荷室となる“箱”をくっつけた「フルゴネットタイプ」のハイトワゴンです。ボンネット、キャビンスペース、ラゲッジスペースと3段階で背が高くなる特徴的なスタイリングで、ラゲッジスペースに高さを設けたことで、高さのある大きな荷物も難なく積載できるようになりました。

個性的なボディグラフィック仕様もあったアルトハッスル

スズキ アルトハッスルは、ボディサイドや背が高くなっているラゲッジスペース部分にイラストや店名を入れる「ボディグラフィック」仕様もラインナップ。花屋、パン屋、クリーニング屋、酒屋など、業種に合わせたイラストと店名を入れられるボディグラフィックは、配達車両を華やかに彩ります。

スズキ アルトハッスルの中古車相場

■中古車掲載台数:4台

■中古車相場:35万円~54万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年11月22日時点のデータ

三菱/ミニカトッポ
三菱 ミニカトッポカタログを見る
新車価格:
72万円147.5万円
中古価格:
19.8万円98万円
スズキ/アルト
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中古価格:
8.8万円420万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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