すべて1000万超え!? プレミア価格に爆上がりした90年代国産スポーツカー3選
- 筆者: MOTA編集部
90年代に登場した国産スポーツカーは、国内外問わず人気があり、当時の新車販売価格を大きく上回るプライスが掲げられることも珍しくありません。今回は、90年代を代表し、現在価値が爆上がりしている国産スポーツカーを3車種ご紹介します。
「ゴジラ」と呼ばれ大人気!日産 R32スカイラインGT-R
1989年に登場したR32スカイラインGT-Rは、直列6気筒ツインターボエンジン「RB26DETT」を搭載し、四輪駆動システムの「ATTESA E-TS」と四輪操舵システム「Super HICAS」といった最新メカニズムを採用。標準グレードだけでなく、スポーツ性能を高めた「スペックV」などのバリエーションを展開し、1994年まで製造・販売されました。
価格高騰の理由はアメリカの25年ルール
アメリカで「ゴジラ」と呼ばれるR32スカイラインGT-Rは、日本のモンスターマシンとして高い人気を誇っています。
R32スカイラインGT-Rの価格が高騰している理由には、アメリカの「25年ルール」が関係しています。25年ルールとは、アメリカで直販されていない車に関して、製造後25年経過しないと輸入できないという規制のこと。1994年に生産が終了したR32スカイラインGT-Rは、2019年からすべての年代がアメリカへ輸入できるようになり、その結果、中古車相場が高騰する大きな要因になっています。
日産 R32スカイラインGT-Rの中古車相場
■中古車掲載台数:84台
■中古車相場:305万円~900万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月17日時点のデータ
新型が登場しても人気が衰えないトヨタ 80スープラ
1993年に登場した歴代4代目となるA80型、通称80スープラ。直列6気筒エンジンをフロントに搭載し、自然吸気エンジンとツインターボエンジンの2種類をラインナップ。国産乗用車として初めて6速MTを搭載したことも大きなトピックです。
また、映画『ワイルド・スピード』に登場したことにより、日本のみならずアメリカでも知名度が高く人気となっています。
ワイルド・スピードで人気が上昇
2001年に公開されたアメリカの映画『ワイルド・スピード』では、主人公ブライアンが80スープラに乗っていたことから、アメリカで非常に人気があります。
アメリカの「25年ルール」により、80スープラは2018年以降アメリカへ輸入ができるようになりました。80スープラもR32スカイラインGT-R同様、アメリカでの需要が拡大したことにより価格が上昇しています。
トヨタ 80スープラの中古車相場
■中古車掲載台数:25台
■中古車相場:279.8万円~1,096.9万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月17日時点のデータ
世界初のオールアルミスーパーカー!ホンダ 初代NSX
1990年にデビューしたホンダが誇るスーパーカーNSX。「世界に通用するHondaの顔を持ちたい」という思いを背負っていたことや、F1ドライバー アイルトン・セナが開発に携わっていたことで知られています。
ワイドで低いボディは、世界初オールアルミニウムボディを採用し、ミッドシップに搭載されたV6エンジンはもちろんVTEC。バリエーションは、クーペ、オープントップの「タイプT」、メカニズムをブラッシュアップした「タイプR」を展開。2005年まで製造・販売されました。
パワーでは計り知れない価値がある
ホンダ 初代NSXは、ライバルにあたるランボルギーニやフェラーリよりもエンジンが小さくパワーもありません。しかし、同年代のランボルギーニやフェラーリよりも中古車価格は高くなっています。
R32スカイラインGT-Rや80スープラとは違い、アメリカではアキュラ NSXとして販売されていたため、「25年ルール」はあまり関係ないかもしれません。ですが、もともとの新車販売価格が800万円と高額だったことに加え、エアコンが効いて壊れにくいスーパーカーとして、時が経っても高く評価され続けています。
ホンダ 初代NSXの中古車相場
■中古車掲載台数:64台(NSX-Rを含む)
■中古車相場:520万円~1,543.2万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年9月17日時点のデータ
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