【頭文字Dクルマ紹介】“パンパンやかましい”ランエボが登場した「エンペラー」の愛車達

画像ギャラリーはこちら

緊急事態宣言は解除されたけど、まだまだ思うように外出ができず悶々と過ごしている、なんてことありませんか!? それならば家でクルマ漫画を読みふけってみるというのも立派なリフレッシュ! ということで、今回はあのクルマ漫画の金字塔、「頭文字D」(イニシャル・ディー)に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!

目次[開く][閉じる]
  1. 今回は「エンペラー」の愛車を紹介!
  2. 三菱 ランサーエボリューションIII/須藤京一
  3. 三菱 ランサーエボリューションIV/岩城清次
商品名画像商品URL

頭文字D(1) (ヤングマガジンコミックス) Kindle版

頭文字D(1) (ヤングマガジンコミックス) Kindle版

今回は「エンペラー」の愛車を紹介!

頭文字Dに登場する走り屋チームメンバーの愛車を紹介しているこのシリーズ。今回は、物語の舞台となった群馬県のお隣、栃木県にある日光いろは坂をホームコースとする「エンペラー」をご紹介します。

エンペラーは三菱のラリーウェポン、ランサーエボリューションシリーズに搭乗しているメンバーのみで構成されたワンメイクチームで、モータースポーツ仕込みのドライビングテクニックを誇る須藤京一がリーダーとなっています。

過去に対戦して敗北を喫した高橋涼介へのリベンジも兼ねて群馬県へ侵攻しており、他の峠のチームを撃破し、そのチームステッカーを半分に切ってさかさまにリアウイングに貼り付けるなど、ダーティなイメージがありますが、バトルは同時スタートではなくパワーの劣る側が先にスタートし、後から追いかける方式を採用していたり、バトル中はクリーンな走りに終始するなど、実は紳士的なチームという側面もあるようです。

三菱 ランサーエボリューションIII/須藤京一

エンペラーのリーダーである須藤京一が乗るのはランサーエボリューションIIIです。リーダーなのにずいぶん古めなランエボに乗ってるんだなーと思った人もいるかもしれませんが、エンペラーが初登場したのは1997年に発刊された単行本8巻なので、連載当時の最新のランエボは「IV」だった時代。つまり、先代のランエボという扱いだったのです。

そんな須藤京一のランエボIIIは珍しい印象のブラックボディで、ノーマルでは270PSのエンジンを最終的には350PSまでチューニング。ターボラグを解消するために、二次エア供給システム(作中ではミスファイアリングシステムと呼称)を作動させ、WRCマシンさながらの破裂音を奏でています。

なお、ランエボIIIは第1世代の最後を飾るモデルであり、より広い開口部を持ったフロントバンパーや大型リアウイングなどの空力パーツも相まって、その後に続く「ランエボらしさ」の先陣を切ったモデルと言えるかもしれません。

三菱 ランサーエボリューションIV/岩城清次

エンペラーのナンバー2である岩城清次は、連載当時現行モデルであったランサーエボリューションIVに乗るメンバー。確かなドライビングテクニックはあるものの理論的な走りは苦手で、気性が荒いのが玉にキズというキャラクターで、藤原拓海とのバトルでもパワーで劣るハチロクをリードしようと攻めた結果、フロントタイヤがタレて敗北を喫する結果となっています。

そんな岩城清次が乗るランサーエボリューションIVは、1995年にフルモデルチェンジを果たした5代目ランサーをベースとした第2世代のランエボで、エンジン形式こそ先代と同じ4G63ですが、ついに当時の自主規制値いっぱいの280PSを達成。GSRグレードには後輪左右の駆動力を変化させて旋回性能を向上させるAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)が採用された初のランエボでもありました。

ちなみに岩城清次のランエボIVはドアノブが無塗装(黒)であることから、AYCを搭載したGSRではなく、モータースポーツベースのRSと思われます。RSにはフロントにヘリカルLSDが標準装備されており、タイトコーナーが続くいろは坂でフロントタイヤがタレてしまったのは、岩城清次の走りだけではなく、このフロントLSDも影響したのかもしれませんね。

[筆者:小鮒 康一]

☆次回予告☆

このコーナーでは、クルマ漫画の金字塔「頭文字D」に登場する走り屋チームの愛車を紹介していきます!

次回6/28(日)は、「東堂塾」の愛車を紹介します。お楽しみに!

三菱/ランサーエボリューション
三菱 ランサーエボリューションカタログを見る
新車価格:
330.6万円550.5万円
中古価格:
119.8万円867.4万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

小鮒 康一
筆者小鮒 康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後に急転直下でフリーランスライターへ。国産旧車に造詣が深いが、実は現行車に関してもアンテナを張り続けている。また、過去に中古車販売店に勤務していた経験を活かし、中古車系の媒体でも活動中。最近では「モテない自動車マニア」の称号も獲得。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

三菱 ランサーエボリューションの最新自動車ニュース/記事

三菱のカタログ情報 三菱 ランサーエボリューションのカタログ情報 三菱の中古車検索 三菱 ランサーエボリューションの中古車検索 三菱の記事一覧 三菱 ランサーエボリューションの記事一覧 三菱のニュース一覧 三菱 ランサーエボリューションのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる