高級車の中の高級車!ロールス・ロイス ファントムの豪華すぎる室内を写真でチェック

  • 筆者: MOTA編集部
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ロールス・ロイスは誰もが知る高級車の代名詞。その中でも代々最上級モデルに与えられてきた名称がファントムである。威風堂々という言葉がびったりな高級感と存在感抜群のロールス・ロイス ファントムを、世界にたった1台しかないオーダーメイド車両であるロールス・ロイス ローズファントムの画像も交えながら紹介しよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 「世界最高の車」として君臨し続ける
  2. 迫力満点!唯一無二の存在感
  3. オーナーのために演出される内装

「世界最高の車」として君臨し続ける

現在販売されているロールス・ロイス ファントムは、2017年に発表されたモデルのファントムVIIIだ。

気になる価格はスタンダードモデルが5,460万円、ロング仕様のファントム エクステンデッドホイールベースは6,540万円となっている。(いずれも消費税込み)

初代から受け継がれる「世界最高の車」の称号

1925年にロールス・ロイス創業者の一人、サー・フレデリック・ヘンリー・ロイスが初代のファントムを誕生させた。

イギリスの自動車メーカーと知られるロールス・ロイスだが、現在は、ドイツの自動車メーカーであるBMWがロールス・ロイス・モーター・カーズとしてロールス・ロイスブランドを引き継いでいる。

ロールス・ロイスは、初代発売後もファントムの名称でモデルチェンジを重ね、現在のファントムはBMWが継承後2代目となる。初代からは実に92年、足掛8代目となるファントムだ。この間、内外装のデザイン、装飾、性能に至るまで、初代から与えられていた「世界最高の車」の称号に相応しいクオリティを保ち続けている。

6.75リッターV型12気筒エンジンを搭載

現在のファントムVIIIに搭載されているエンジンは、BMWが開発した6.75リッターV型12気筒エンジンで最大出力571psを発生する。2.5トン以上という大柄な車体をドライブするのに十分な動力性能を持つ。

ロールス・ロイスは、オーナーはリアシートに収まって極上の移動を体感する、いわゆる「ショーファードリブン」である事には違いないが、ペダルの踏み込み通りに加速する大型のエンジンと思い通りに反応してくれるステアリングは、運転する楽しみも兼ね備えている。

迫力満点!唯一無二の存在感

まず目を引くのが、パルテノン神殿をモチーフにした特徴的な大型のフロントグリルだ。このフロントグリルのデザインは初代ファントムから脈々と受け継がれている。

伝統的にロールス・ロイスの後部座席ドアが観音開きなのには理由がある。後部座席設計時に想定しているのは、当然ドレスアップした紳士淑女。つまり、世界的にも珍しい大型の観音開きのドアは、後部座席への乗降を最大限優雅に演出するためなのである。

ロールス・ロイス ファントムと言えば、もう一つ特徴的なのが、魔法の絨毯とも称される滑らかな乗り心地だ。

ファントムVIIIに搭載されている電子制御のサスペンションは、ボディやホイールの加速度やハンドルの操作状況に合わせた調整のみならず、前方に配置されたカメラで先の路面状況を予測し減衰力を調整。路面の凸凹を吸収しつつ、無駄な揺れのないハンドリングを実現する。

オーナーのために演出される内装

地上を走るプライベートジェットや、リビングとも称されるほど居住性の良さを追求した内装は、細部に至るまで気配りがなされている。シートの座り心地は言うまでもなく、手に触れる全ての部分の材質には微塵も安っぽさはない。

また、天井には星空を再現することができるイルミネーションのオプションが用意され、オーナーの生まれた時の星空を再現することも可能。この上なく特別な空間が演出され、所有する喜びを心行くまで味わうことができる。

世界で一台のローズファントム

ロールス・ロイス本社には、なんと、ロールス・ロイスだけの為に作られた「ファントムローズ」という品種の薔薇がある。花好きの顧客のオーダーで、この薔薇をモチーフに制作されたのが、ロールス・ロイス ローズファントムだ。

市販版では、ギャラリーと呼ばれるナビや時計などが1枚の強化ガラスの中に収められているダッシュボードだが、同じく1枚ガラスの中に、咲き誇る陶器製の薔薇が埋め込まれている。この薔薇は欧州随一の格式と伝統をもつドイツのニンフェンベルク窯で制作された。

その他、ドアや天井など内装の至る所には、数百万ステッチにも及ぶという薔薇の刺繍が施され、まさに世界に一つだけの花ならぬ、世界に一台だけの車である。

ロールスロイス/ファントム
ロールスロイス ファントムカタログを見る
新車価格:
5,570万円6,670万円
中古価格:
1,165万円8,023.4万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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