「待ち焦がれていた運命の再会」ルノー 新型 トゥインゴ「TWINGO INTENS Canvas top」試乗レポート(5/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:小林岳夫・オートックワン編集部・ルノージャポン
わずか0.9リッターターボとは思えない航続性能に「ワオ!」
むしろ「ワオ!」と感じたのは、実は高速道路の走行だった。
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速度がある程度ついてからのしなり、挙動の落ち着き、ハンドリングの正確さはさすがヨーロッパ車!と唸らせられるもの。
同社ルーテシアと同じ3気筒 0.9リッターターボ×6速デュアルクラッチの組み合わせだが、この0.9Lターボという数字を感じさせない高速航続性の高さは感激モノだ。グイグイと高速まで伸びやかな加速を見せ、とにかくクルーズがキモチイイ。
とかく市街地にフォーカスしがちな国産コンパクトと、この辺は明らかに性格を分ける。
赤い糸で結ばれた「運命のヒト」との出会いのように
それから、おそらく走行1万キロくらいを越えたあたりから、このクルマは急激に足が滑らかになってくるハズだ。それまではややカチっとした印象を抱くかもしれない。
コーナリング中はリアエンジンの恩恵も手伝って、かなり粘るエエ塩梅のネコ脚ロールを楽しめる素晴らしいハンドリングを見せるが、それこそちょっと荒れた路面なんかを走ると、コツコツとドライバーに仔細なインフォメーションをもたらすだろう。それがどうしても気になるなら、がんばって走行距離を伸ばして、アシを慣らしてやってほしい。
そう、きっとトゥインゴとの思い出と一緒に、どんどん優しい乗り味に変わっていくはず。
共に人生を歩みたい、そんな風に思わせてくれるディテイルは確かにこのクルマにはある。ファム(もしくはオム)・ファタール、的なね。
[レポート:今井優杏/Photo:小林岳夫・オートックワン編集部・ルノージャポン]
RENAULT TWINGO INTENS Canvas top[RR] 主要諸元
全長x全幅x全高:3620x1650x1545mm/ホイールベース:2490mm/最小回転半径:4.3m/乗車定員:4名/車両重量:1030kg/駆動方式:後輪駆動(RR)/エンジン種類:ターボチャージャー付 直列3気筒 DOHC 12V ガソリンエンジン/総排気量:897cc/最高出力:90ps(66kW)/5500rpm/最大トルク:13.8kg-m(135N・m)/2500rpm/トランスミッション:6速 エフィシェント デュアル クラッチ(EDC)/燃料消費率:21.7km/L[JC08モード燃費]/タイヤサイズ:(前)165/65R15(後)185/60R15/メーカー希望小売価格:1,990,000円[消費税込]
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