ポルシェ 新型マカンを発表。発売は2019年夏頃から
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部、ポルシェ ジャパン
新型マカンはデジタルネイティブなミレニアル層をターゲットに
ポルシェ ジャパンは、2018年12月19日、人気のコンパクトSUV「マカン」の新型モデルを発表した。発売は2019年夏頃の予定。
発表に先立ち、今年70周年を迎えたポルシェをお祝いする各界著名人70名によるスペシャルムービーを上演。ポルシェジャパン代表取締役社長の七五三木氏は、「Porsche Experience Day」や「Porsche Tribute Tour」、「Porsche Glamorous Camp」など日本でも好評を博したイベントを紹介。
さらに来年には正規ディーラーを新たに5店舗追加し、EVスポーツカーである「タイカン」のニュースレター配信を2019年2月から開始するなど、より多くのカスタマーへ向けた情報発信を進める。
また2021年には、世界で8番目となるスポーツドライビング施設、「ポルシェエクスペリエンスセンタージャパン」を千葉県にオープンすることを明らかにした。
続いてポルシェ ジャパンのマーケティング部長である山崎氏から、新型マカンのプレゼンテーションが行われた。2013年に発表されたマカンは世界でも好調で、日本市場でも販売の約3割を担うという主力モデル。
今回発表された新型は、価格は据え置きの699万円(消費税込み)ながら、新しいLEDヘッドライトデザインや、911やカイエンなどでも使われているリアのLEDライトストリップなどを採用することで、最新のポルシェデザインへとアップデートされた。
搭載されるエンジンは直列4気筒2リッターターボ。燃焼室形状を見直すなどの最適化を施し、252ps/370N・mを発揮。トランスミッションは7速PDKとなる。
また日本仕様では、希望の多かったブレーキアシスト機能と歩行者検知機能付きのアダプティブクルーズコントロールやレーンチェンジアシストを標準で装備。さらに10.9インチタッチスクリーンを採用するインフォテイメントシステムも標準となる。
標準グレードに先駆けて、装備を充実した「マカン ファーストエディション」(889万円~)と「マカン シュポルトエディション」(916万4000円~)がデリバリーされる予定になっている。
このマカンを「人生に前向きで、行動派のアクティブパーソンおよびファミリー」、「デジタルネイティブなミレニアル層」に向けてアピールしたいという。
発表会場には、ポルシェ ドライビングアスリートとして活躍する日本人アスリート、南野拓実選手(オーストリア ブンデスリーガ【FCレッドブル・ザルツブルグ】で活躍中)と、羽根田卓也選手(2016年リオ五輪カヌー・スラロームで銅メダルを獲得)も登場。ポルシェの魅力や、今後の自身の挑戦などを語った。
[筆者:オートックワン編集部 / 撮影:オートックワン編集部、ポルシェ ジャパン]
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