プジョー 新型508 速攻試乗|2700kmのロングドライブで見えた上級グレードの実力とは(4/5)

  • 筆者: 内田 俊一
  • カメラマン:和田 清志・内田 千鶴子
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優秀な燃費

最後に今回2700kmほど試乗して記録出来た実燃費を参考として記しておこう。

測定実燃費WLTCモード

市街地

10.5km/L

12.9km/L

郊外路

13.8km/L

16.4km/L

高速道路

17.2km/L

20.1km/L

という結果だった。

2リッター ディーゼルエンジンモデルとしては、市街地でもう少し伸びてほしいものの、全体としては十分評価できる数値だと思われる。

買うならワゴンモデルのSWを待つべき?

実は先代508の初期モデルをテストした際、久々に返したくない広報車に出会ったと喜んだものだったし、積極的に友・知人に勧めたものだ。そういった思い出を胸に新型をテストしたのだが、先代からの印象は大きく異なってはいなかった。

方向としてはよりスポーティに、かつ、上質に仕上がったといっていいだろう。フランス車から想像されるふんわりとした乗り味ではないものの、フラットでしっかりとした現代車として十分満足できる仕上がりとなっている。

また、サッシュレスドアやハッチバック形状など剛性に対して不利な要素ばかりなのに、決して弱点にはなっておらず、デザイン的な見せ場にしている点も評価したい。

個人的にもし買うなら、この剛性がきっと確保されているであろうSWのディーゼルで、かつ、タイヤをアリュールと同じ215/55R17にしたい。

そうすることで、筆者が求める理想的な乗り心地を持つ308 SW アリュール ブルーHDiと同じような乗り味の508が仕上がりそうだからだ。

>>気仙沼まで足を延ばして[次ページへ続く]

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内田 俊一
筆者内田 俊一

1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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