プジョー 208GTi・208XY 試乗レポート/川端由美(1/3)
- 筆者: 川端 由美
- カメラマン:オートックワン編集部/プジョー・シトロエン・ジャポン
プジョーに「GTi」のグレード名が復活!
そう聞いて心躍るのは、1980年代に青春を送った世代に違いない。1990年に免許と取った私も、そのひとり。当時、WRC(世界ラリー選手権)のグループBを席巻した「205」のホモロゲーション・モデルである「ターボ16」は生産台数が限られており、事実上、イメージリーダー的な存在だった「GTi」には格別の憧れがある。
粋なことに、試乗会場には「205GTi」が過日の姿のままでたたずんでいた。
うん、うん。これだよ、これ!
『ストップ!!ひばりくん』で一世を風靡した江口寿史さんのグラフィック・ノベルをプジョー公式サイトで公開する、というのも80年代に青春を送った世代にはたまらない。
コンパクトカーらしい凝縮感に期待が高まる
すでに気分は完璧。あとはクルマそのものの出来だ。ハヤる気持ちを抑えつつ、キーを受け取る。
ぐるりとプジョー208GTiの周囲を見回すと、先代にあたる207より一回りコンパクトになって、デザインもきゅっと締まった印象だ。207に比べ全長を短くして、全高も低め、3960☓1740☓1470mmへと小型化した。が、後席は身長172cmの私でもしっかり座れる空間を確保しているし、荷室もこのサイズとしては必要にして十分だ。
207までは、どこか大きく立派になることを目指していたように見えたが、新しいプジョー208からは一転して、元々このセグメントが持っていた”小柄でキビキビ走る”という魅力を引き出している。
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