オーテック湘南里帰りミーティング2018|オーナーたちが語るオーテック車の魅力を聞いた!(4/6)
- 筆者: 中込 健太郎
5ナンバーのR32スカイラインのオーテックバージョンは「看過できない!!」
「もう24年乗っているのでこれからも乗り続けるでしょうね。仕事も退職したので買い替えとかもなかなかできませんから。」とかオーナーのハンドルネームスーさんはおっしゃいますが、そういう問題ではありません!!これは貴重なクルマです。
R32スカイラインのオーテックバージョンと言えば、GT-RのRB26でありながらターボの付いていないエンジンを積んだクルマは知られていますが、5ナンバーです!しかもだいぶ年季の入った懐かしい2桁分類番号。確かに、ボディサイズはスリムな5ナンバーサイズですので、2000cc以下であれば5ナンバーになります。
「現在70000キロ走っています。かつて日産プリンス店の中古車販売店にあったのを見つけて購入しました。オーテックバージョンのボディを持ったGTS4と思えばよいでしょう。周りは珍しいとかいうのですが。ふつうに乗っております。当時2600ccのオーテックバージョンはかなり金額的にも高かったですから。その廉価版としてこんなのが考えられても不思議ではないですね。ほんの数台だけ作られたものが市場に出て、それを運よく購入したというわけです。」
カタログにもないカラーのクルマが船に勝手に積まれて、日本に到着したクルマを見てインポーターが絶句。そういうカタログにないクルマを定価で不特定多数に紹介することもできず、親しいお得意様に内内に売った。とかいうたぐいの話は、自動車黎明期のフランス車代理店のエピソードなどではしばしば聞いたことがあります。
しかし、日産のマークの付いた日産ディーラーが販売していたクルマです。こんなユルイことがあっていいものでしょうか。確かにリアのエンブレムはありません。しかしサイドの懐かしいオーテックバッジはついています。24年で7万キロほどとは大切に乗っていますね、と伺うと「はい、普段は別に乗るクルマがあって、Be-1に乗っています。」とのこと。
Be-1をアシって!それはそれで特筆に値!貴重な一台ではありませんか!メーカーもメーカーならオーナーもオーナー。オーテックオーナーの里帰りにふさわしいお話をぶっこまれて、今年も大満足の筆者なのでした。スーさんお帰りのところお引止めしまして、お話を聞かせてくださりありがとうございます。
オーテックにしか作れない“いいクルマ”に期待
表向き日産車のマークを付けた、普通のクルマを装うある種のステルス性、そして、それをベースにクルマ好きを唸らせるこだわりの数々を盛り込んでくるオーテック車。その看過できない魅力は褪せることはなさそうです。
「期待に応えられるよう、いいクルマを世に送り出していきますのでよろしくお願いいたします。」片桐社長の開会のあいさつ、普通に考えたらずいぶん大雑把に聞こえるのですが、その「いいクルマ」が問題なのです!
でも、オーテックジャパンがつくる「いいクルマ」楽しみになります。これからも多くのファン、ユーザーを唸らせてほしい、そんな期待を禁じ得ません。来年の秋も「#大磯でお会いしましょう」。
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