日産 新型ノートに次なる秘策!? 高級版“ノート オーラ”が2021年初夏に登場か

  • 筆者: MOTA編集部
画像ギャラリーはこちら

日産 新型ノートに次なる秘策があるようだ。高級バージョンの“ノート オーラ”が2021年初夏にも登場するという。車幅を拡大し、グリルやバンパーのデザインも変更。インテリアも上質な仕様にアップグレードされる。

現時点で判明している新型ノート オーラの情報について徹底解説する!

繊細なスタイリングも好評! 日産 新型ノートを写真でみる[画像72枚]

目次[開く][閉じる]
  1. 販売好調な新型ノートの売れ行きが“ノート オーラ”登場でさらに加速!?
  2. 車幅拡大で3ナンバー化! 専用グリル&バンパーにより見た目も上質に変化する
  3. 新型ノート オーラの価格は約50万円高の260万円~!? 室内の質感は大幅にアップする

▲TOP画像は新型ノートの通常グレード「ノート X」(右)とカスタムモデル「ノート AUTECH(オーテック)」(左)

販売好調な新型ノートの売れ行きが“ノート オーラ”登場でさらに加速!?

発売1ヶ月で2万台を受注した新型ノート

2020年12月23日(水)に発表された日産の新型コンパクトカー「ノート」(ノート e-POWER)が、好調な立ち上がりを見せている。

日産によると、当初月間販売目標の8000台に対し、約2.5倍に相当する20044台の受注を獲得したという。

新型ノートは、フルモデルチェンジでプラットフォームを一新。独自のハイブリッドシステム「e-POWER」も第2世代にアップデートさせた。新型電気自動車「アリア」との近似性を感じさせる先進的な内外装など、見どころは満載のニューモデルだ。

2代目ノート メダリストの後継モデルが追加設定される

そんな新型ノートの順調な滑り出しをさらに後押しする秘策が、このあと用意されている。高級仕様「ノート オーラ」だ。

先代(2代目)ノートには上級グレード「ノート メダリスト」が用意されていたが、その後釜となる。しかもノート オーラは、従来型のノート メダリスト以上に差別化が図られているというから気になるところだ。

ノート オーラの名称は、新型ノートがプレ発表された2020年11月24日(火)の時点からSNSなどでささやかれており、当初よりノート メダリスト後継モデルの存在は日産ファンの間では知れ渡っていた。

車幅拡大で3ナンバー化! 専用グリル&バンパーにより見た目も上質に変化する

ワイドフェンダー化で3ナンバーボディに

新型ノートが発表される前、ノートが3ナンバー化されるとのリーク情報が流れたことがあった。ところが実際に発売された新型ノートのボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mmと、5ナンバー規格に収まる寸法だったことから、誤報ということになった。

しかし3ナンバーのノートは存在していた。それが今回ご紹介する「ノートオーラ」の正体だったのだ。

フェンダー(タイヤ周りのアーチ部)が拡大されたことで、車幅が5ナンバー規格の1700mmを少しオーバーする寸法となる。30mmから40mm程度ワイドになるだけのようだが、それだけでもグンと安定感のあるスタイリングとなるというから、カーデザインとは繊細なものだ。

専用グリルの採用でプレミアム度をアップさせる

見た目の変化はワイド化だけにとどまらない。フロントグリルは、通常版ノートに採用されるブラックの網目状グリルに対し、カスタム仕様の「ノート AUTECH」やミニバンのエルグランドなどで採用されている、ドットの並んだ緻密な形状となる。

新型電気自動車「アリア」のフロント周りのような複雑なパターンとなるかもしれない。

通常版ノートでは採用しなかったテール周りのLED化が実現する

また前後のバンパー形状も変更されるほか、テールの1文字上につながるガーニッシュにLEDが点灯し、併せてテールランプ類もLED化される。同様のデザインを採用するアリアと、こちらもさらにイメージを近づけた格好だ。

通常版ノートのテールランプではLEDではないノーマルの電球を使用しており、せっかくのガーニッシュも点灯しなかったのがちょっと惜しいポイントだったのだが、実はノート オーラのために温存してあったのか! と今さらながらと気付かされた。

新型ノート オーラの価格は約50万円高の260万円~!? 室内の質感は大幅にアップする

新型ノートの内装といえば、先進的なインテリアデザインでインパクトがある。

ただ実車を見るとハードプラスチックの素材が多く使われていたり、フル液晶のように見えるメーターも、左右2分割の小型液晶(左のみフルカラー)だったりと、実はコストにシビアな設計であることを想像させるものだった。

新型ノート オーラではそんなところも細かくアップグレードされる。むしろ外装以上にインパクトがあるのはコチラかもしれない。

メーターはフルカラーの大画面液晶化、ソフトパッド素材も多用

新型ノート オーラではインパネのソフトパッド化や木目調パネルなどの加飾拡大が施され、メーターパネルも大画面のフルカラー液晶となる。遮音材の使用も増え、静粛性も向上するようだ。

なおオーディオシステムにも秘策があるようで、高音質なサウンドが楽しめる模様。

シートは合皮とファブリックのコンビシートが標準仕様で、本革仕様の設定もある。

本革シートは通常版ノートにも設定されているが、ノート オーラの革には艶感のあるセミアニリン仕上げが施され、差別化が図られているようだ。ブラック基調の設定しかない新型ノートに対し、新型ノート オーラには明るい内装色の設定もあるかもしれない。

価格は約260万円から、発売時期は遅れが生じ2021年初夏頃に延期か

新型ノート オーラの価格は上記の豪華装備や新機能の追加、質感向上で、通常版ノート e-POWERの最上級グレード「X」(218万6800円)に対し、さらに40~50万円高の設定、約260万円となりそう。

本革仕様やプロパイロットは通常版ノート同様にパッケージオプションとなるため、フル装備にすると300万円台中盤となかなか高額な価格帯に突入する。

新型ノート オーラの発売時期だが、当初は新型ノートからおよそ3か月遅れの2021年春頃とされていた。しかし最新の情報では、発売が延期されているとのこと。

昨今の半導体不足の問題は新型ノートの生産体制にも大きく影響を及ぼした。したがって新型ノート オーラの発売は、早くとも2021年初夏頃の見込み。

最新の情報が入り次第、本ページもアップデートする予定なので、改めてチェックして欲しい。

[情報まとめ:MOTA(モータ)編集部 スクープ班]

日産/ノート
日産 ノートカタログを見る
新車価格:
229.9万円269.1万円
中古価格:
9.8万円330万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 ノートの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 ノートのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 ノートの中古車検索 日産の記事一覧 日産 ノートの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 ノートのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる