日産 ムラーノ 新型車徹底解説(6/6)
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最終更新日:
- 筆者：
- カメラマン：小平寛
日本仕様のために用意された2.5リッター直４エンジン
北米仕様のムラーノは3.5リッターのV6のみという設定だが、これもガソリン価格の安い国だから行えること。日本市場を考えるとどうしても、排気量の小さいエンジンが必要となってくる。そこで選ばれたのが、QR系の直４・2.5リッター。すでにセレナなどにも搭載され好評を得ているユニットだが、ムラーノ搭載にあたり若干のスペック変更が行われている。3.5リッターエンジンはエルグランドなどが採用するVQ系だ。
組み合わされるミッションは、2.5リッターがコンベンショナルな4速AT。3.5リッターはティアナなどでも組み合わせの実績を持つベルト式CVTを採用。CVTにはマニュアルモードも設定される。駆動方式はFFが基本で、3.5リッターにのみトルクスプリット4WDが用意される。
サスペンションはフロントがストラット、リヤがマルチリンク方式を採用。ショックアブソーバーは微振幅をコントロールするリップルコントロール・ショックアブソーバーを採用。3.5リッター4WDモデルはブレーキを独立制御することでLSD効果を発生させるブレーキLSDと、その機能とトルクスプリット4WDを統合制御するビークルダイナミクス・コントロールが装備される。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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