伝説のフェアレディZ 運河越えも! 刑事ドラマ「西部警察」カースタント3選(1/4)

  • 筆者: 遠藤 イヅル
  • カメラマン:株式会社石原プロモーション・トミーテック・MOTA編集部/イラスト:遠藤 イヅル/製作著作:株式会社石原プロモーション
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毎週のように派手なカーアクションを展開していた伝説の刑事ドラマ「西部警察」シリーズ。カースタント・カーアクションの名シーンは数え切れないほどあります。そこで、私イラストレーターにして自動車ライターの遠藤イヅルが、厳選した3つの場面をイラスト入りでご紹介します。「西部警察」を未視聴の人なら、読み終わったら映像を見たくなること必至!

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目次[開く][閉じる]
  1. 現代では再現不可能? なカースタントいっぱい! 伝説の刑事ドラマ「西部警察」
  2. 現金輸送車が空を飛ぶ!? 「西部警察」第10話『ホットマネー攻防戦』
  3. 日産車が日産のディーラーで大暴れ! 「西部警察パート3」第33話『仙台爆破計画~宮城・後編~』
  4. これぞ伝説中の伝説、フェアレディZの運河越え! 「西部警察」第104話『栄光への爆走』

現代では再現不可能? なカースタントいっぱい! 伝説の刑事ドラマ「西部警察」

破壊した車両は約4,600台、ガソリン使用量は約12,000L、火薬の量は約4.8t、撮影で飛ばしたヘリコプターの数はのべ約600機、ロケ地4,500箇所、壊した家屋は320軒、さらに始末書の数、45枚……。この数字は何かというと、刑事アクションドラマ「西部警察」のデータです。

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日曜午後8時という、家族団欒の時間に毎週放映されるTVドラマでありながら、現実の警察活動ではありえないほどに拳銃やショットガンをぶっ放し、敵もバズーカや手榴弾をどこからかふつうに調達して応戦し(笑)、逃げる犯人のクルマと街中で堂々とカーチェイスやカースタントを行ない、警察の車が猛烈にカッコイイチューニングマシンという破天荒さなどから、今や伝説のポリスアクションとなった西部警察。1979(昭和54)年から1984(昭和59)年の5年間に、「パート1」から「パート3」まで3部にわたり全236話が放映されました。

何しろ第1話から銀座に装甲車が登場しちゃったんですから、驚きです。今ではもうこんな映像、二度と作ることはできないと思います。その意味でも、まさに伝説のTVドラマなのです。

日本中の若者・子供たちが日産ファンにさせられたほど、影響力の強い番組だった

私ごとながら、放映当時の筆者は“多感な”小学生から中学生の頃。放映時間になると毎週TVにかじりつき、食い入るように観たのを思い出します。小さい頃から日産やスカイラインが好きだったのですが、西部警察ではスポンサーの日産が車両提供を行なっていたため、このドラマで強烈な印象を与えられ、日産愛にブーストをかけられました。

本コーナーでは、厳選した3つの場面を筆者のイラストとともにご紹介します!

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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