伝説のフェアレディZ 運河越えも! 刑事ドラマ「西部警察」カースタント3選(3/4)
- 筆者: 遠藤 イヅル
- カメラマン:株式会社石原プロモーション・トミーテック・MOTA編集部/イラスト:遠藤 イヅル/製作著作:株式会社石原プロモーション
日産車が日産のディーラーで大暴れ! 「西部警察パート3」第33話『仙台爆破計画~宮城・後編~』
続いて、これも伝説の名シーンと銘打たれる、西部警察パート3の第33話「仙台爆破計画~宮城・後編~」(昭和58年12月25日放映)から、追い詰められた犯人車が日産ディーラー内で暴れまわり、最後は建物の上から…という「一連の場面」です。
当時大人気だった西部警察は、パート2とパート3において、ファンへの感謝の意味も込めて、日本各地16道府県で11回の「全国縦断ロケ」を実施しました。その際、ロケ先の地元企業や日産ディーラーが捜査に協力することが多く「仙台爆破計画~宮城・後編~」でも、日産サニー宮城(現:日産サティオ宮城)の本社屋がロケに使用されました。この回ではそんな捜査協力のくだりもまたいい味出してます。ぜひDVDなどで観て欲しい! ちなみに仙台ロケは全国縦断ロケの第9弾です。
犯人車がミニカーとして製品化されるほどのコアな人気
これまたストーリーは書きませんが、一連のカーアクションシーンもとにかくスゴイ!
仙台市内を逃げ回ってきた犯人の白い330セドリックが、とあるきっかけで(このあたりも面白いシーンです)日産サニー宮城に逃げ込むと、宮城県警のパトカーや西部署のSUPER Z、スカイラインRSターボ軍団らも続いて敷地内で追いかけます。
その犯人車のセドリックがいかにもぶわんぶわんと柔らかそうなアシなのに(とある理由で)ロールバー入りなせいか、ドリフト時にもやけに切れの良いコーナリング姿勢を魅せてくれるのも注目ポイント(笑)。
その間、犯人のクルマは整備中のサニーにぶつかってドアを外したり、撮影当時まだそんなに古くなかったはずのスカイライン・ジャパンGTパトカーとクラッシュしたり、日産「スタンザ」の看板を突き破ってみたり、もうやりたい放題。撮影協力メーカーのクルマや宣伝の看板を破壊しちゃうなんて、今では考えられないですよね(笑)。
そして追い詰められた犯人は、最後に……おっと、ここからは実際に映像を観てのお楽しみ! イラストでは、その結末を少しだけ描いておきましょう。なおマニアックなことに! この時の「日産 セドリック SGL-Eエクストラ」がTOMYTEC(トミーテック)から製品化されているというから驚きます。それだけこの作品のコアなファンが多いということでしょう。
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