スバル、インプレッサWRX STIとWRXの2011年モデルを公開

スバル インプレッサ WRX STI 4ドアモデル(米国仕様車)

スバルは、2011年型スバル インプレッサ WRX STIおよびWRXの米国仕様モデルを2010年ニューヨーク国際自動車ショーにて公開した。

インプレッサWRX STIは、水平対向ターボエンジンを核とする低重心で重量バランスに優れたシンメトリ カルAWDがもたらす高い走行性能や安全性能の上に、スポーツモデルに相応しい優れた運動性能を 実現した、スバルの走りを象徴するパフォーマンスモデル。2011年モデルでは、サスペンションの チューニング等を中心に運動性能をさらに進化させた。その開発のために、ドイツ、ニュルブルク リンク・サーキットをはじめとした国内外の様々な走行条件下でのテストを重ね、正確で安心感のある コーナリング性能とハンドリング性能、さらに車体の安定性を高めることで、「意のままに操る愉しさ」というドライバーズカーとしての本質に磨きをかけた。また、ロードスポーツモデルとしての性能をさらに 追求するため、4ドアモデルをラインアップに追加、スバルの新しいAWDパフォーマンスセダンとして 提案した。

WRX STIと同じワイドボディが採用されたインプレッサWRXは、トレッドやタイヤ幅の拡大などにより、高速走行時の安定性やロードホールディング性能を格段に向上させた。4ドア、5ドアモデルともスタイリング、走りの両面で大幅な改良を図り、商品力を高めている。

インプレッサWRX STIの主な改良の内容

【エクステリア】

・ 新ラインナップの4ドアモデルでは、「ワイド アンド ロー」をデザインコンセプトに、進化したパフォーマンスモデルに相応しい、力強さと存在感を表現。

・ バンパーコーナーの張り出しや、フォグランプまわりのブラックアウト化により、力強く安定感のあるフロントフェイスを造形しました。新デザインのフロントグリルは精悍な黒基調とし、バンパーとともに開口部を 大きくすることで、高性能に見合った機能性も表現。バンパー下部サイドは、押し出し感のあるリップスポイラー形状を採用し、スポーティさを高めている。(4ドア/5ドアモデル共通)

・ 4ドアモデルも5ドアモデルと同様に、フロントからリヤにかけて大きく張り出したエッジを効かせたフェンダーにより躍動感を表現。リヤフェンダーは、タイヤの張り出しを強調した力強いデザインとし、 パフォーマンスセダンとしての特徴を出した。

・ 4ドアモデルのリヤビューは、コンビネーションランプより外側にリヤフェンダーの面を設け、リヤの厚みを強調することで、安定感のあるデザインにした。また、リヤバンパー下部のディフューザーは、立体的にマフラーを包み込む形状にすることで、スポーティさを表現している。

・ 4ドアモデルには、新デザインの専用大型リヤスポイラーを装備。翼部の空力を考慮した立体的な形状で、WRX STIの進化したパフォーマンスを象徴している。

・ ツインデュアルタイプのマフラーカッターは4ドアモデル専用に新しくデザインしたもので、素材にステン レスを採用することで、スポーティさと高い品質感を両立。

・ 標準装備の18インチアルミホイールには軽量タイプを新たに採用し、ハイラスター塗装で上質感を高めている。また、オプション設定のBBS製18インチホイールにもハイラスター塗装を施している。(4ドア/5ドアモデル共通)

 ・ 新色の「プラズマ ブルー シリカ」を追加。(4ドア/5ドアモデル共通)

【インテリア(4ドア/5ドアモデル共通)】

・ インストルメントパネル、ドアトリムならびにステアリングの加飾部の色をグレーからダークグレーへ変更。シルバーの加飾部とコントラストをもたせることで、スポーティなコクピットを演出している。

・ 標準のオーディオにBluetooth®*機能を追加。また、Bluetoothハンズフリー通話に対応したスイッチをステアリング部に追加し利便性を向上させた。

・ USB入力機器の再生に対応するため、USBジャックをコンソールボックス内に装備。

【メカニズム(4ドア/5ドアモデル共通)】

 ・ ドライバーが思い描くラインを確実にトレースできる精度の高いハンドリング性能を実現するために、サスペンション全般の見直しを行うとともに、車高を5mm下げた。

 ・ フロントサスペンションのアルミ製ロアアームを新たに設計し、アームリヤ側のブッシュをピロボールタイプへ変更。これにより、トーとトレッドの剛性を向上させ、ドライバーのステアリング操作に、より 忠実なハンドリング性能を実現した。

・ リヤサスペンションでは、サブフレームブッシュの仕様変更を行い、トーとキャンバーの剛性を向上させることで、車両の応答性と路面追従性を向上させた。

・ 前後ダンパーの減衰力を専用にチューニングすることで、確実な路面追従性能を実現。また、 前後のコイルスプリングおよびスタビライザーの仕様を変更し、ロール剛性を大幅に向上させている。

インプレッサWRX STI 主要諸元 (米国仕様)

全長×全幅×全高(㎜):4,580(4ドア)、4,415(5ドア)×1,795×1,470

ホイールベース(㎜):2,625

トレッド前/後(㎜):1,530/1,540

エンジンタイプ:水平対向4気筒2.5ℓ DOHC16バルブターボガソリンエンジン

排気量:2,457cc

最高出力:305hp@6,000 rpm

最大トルク:290Ib‐ft@4,000rpm

タイヤサイズ:245/40 R18

乗員定員:5名

インプレッサWRXの主な改良の内容

【エクステリア】

・ 4ドア、5ドアモデルとも、インプレッサWRX STIと同じ「ワイド アンド ロー」のボディデザインを採用し、 パフォーマンスモデルとしての存在感を高めている

・ フェンダーにはWRXのガーニッシュを配し、アクセントをもたせた。(4ドア/5ドアモデル共通)

・ 専用の17インチアルミホイールを採用。新しいホイールデザインとガンメタリック塗装によりスポーティさを演出するとともに、軽量化により運動性能も向上している。(4ドア/5ドアモデル共通)

・ 4ドア、5ドアとも、WRX STIと同じツインデュアルタイプのエギゾーストパイプを装着し、迫力あるリヤビューを 実現し。

・ 4ドアモデルのリヤスポイラーはWRX専用デザインとし、特徴を出した。5ドアモデルのルーフスポイラーはWRX STIと共用している。

【メカニズム(4ドア/5ドアモデル共通)】

・ ワイドボディの採用に伴い、前モデルに対し、前後トレッドをそれぞれ35mm、40mm拡大。また、タイヤ幅も10mm拡大することで、より安定したハンドリング性能を実現。

・ リヤサスペンションのサブフレームブッシュの仕様変更を行い、高速走行時の安定性や路面追従性能を向上。

インプレッサWRX 主要諸元 (米国仕様)

全長×全幅×全高(㎜):4,580(4ドア)、4,415(5ドア)×1,795×1,475

ホイールベース(㎜):2,625

トレッド前/後(㎜):1,530/1,540

エンジンタイプ:水平対向4気筒2.5ℓ DOHC16バルブターボガソリンエンジン

排気量:2,457cc

最高出力:265hp@6,000 rpm

最大トルク:244Ib‐ft@4,000rpm

タイヤサイズ:235/45 R17

乗員定員:5名

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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