HyundaiとMKタクシーのコラボレーションが実現 環境モデル都市・京都市にてEV「IONIQ 5」の導入決定


脱炭素社会の実現に向けたタクシーのEV化を推進


・両社のカーボンニュートラル実現に向けた企業姿勢と方向性が合致しIONIQ 5の導入が決定
・MKとしては初の本格的なEVの導入となり、2022年夏より50台の納車を順次開始予定
・広い空間性と室内V2L機能などにより、ムービングラウンジとしてお客様に多様な利便性を提供
・両社ともに今回のコラボレーションが京都市の目指す脱炭素社会の実現に寄与することを期待


 Hyundai Mobility Japan 株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、代表取締役社長:李正旭、以下Hyundai)とエムケイ株式会社(本社:京都府京都市南区、代表取締役社長:青木信明、以下MK)は、両社のカーボンニュートラル実現に向けた企業姿勢と方向性が合致し、環境モデル都市・京都市にてIONIQ 5の導入を決定いたしました。タクシーとして運用するため2022年夏から順次導入を開始し、合計50台の納車を予定しています。

 環境モデル都市として取り組みを進めている京都市ではタクシーやバスなどの公共交通機関においても電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の導入が開始されています。そのような背景のもと、MKにおいても京都市が2022年4月に発表した「2050京(きょう)からCO2ゼロ条例」に賛同し、社業を通じてCO2排出削減に取り組み、2025年に保有車両の30%をEV化、2030年までに全保有車両のEV化を達成することを目指しています。また、国内外から京都を訪れるお客様にも脱炭素交通での移動や観光として利用していただくことを目指しています。

 Hyundaiにおいても日本国内ではZEV※1であるEV「IONIQ 5」、FCEV「NEXO」のみの販売を今年5月から開始し、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。両社のカーボンニュートラル実現に向けた企業姿勢と方向性が合致したことをきっかけに、今回の連携が実現いたしました。

※1:ZEV(Zero Emission Vehicle)走行時に⼆酸化炭素等の排出ガスを出さないEV(EV)や燃料電池自動車(FCEV)の総称

MKタクシーEV「IONIQ 5」導入の背景
 MKは世界的な脱炭素化の潮流を踏まえ、全車両のEV化を進めています。
すでに2021年9月には自社運営のLPガススタンドを営業終了、さらにLPガスのタクシー専用車は2022年2月に使用を終了し、現在全車両の2%にあたる18台をEVに変更、10台のPHEVをタクシー専用車として使用しています(2022年3月末時点)。また本年度からはMKタクシーの各営業所への急速充電器の設置を拡充する予定です。
 そして今回のHyundaiのEV「IONIQ 5」50台導入を皮切りに、国内タクシー事業者の中で最も早く、最も大規模にEVタクシーの導入を拡大していく計画です。タクシー専用車の選定においては航続距離や充電時間等も重要ですが、何より重要なのはお客様に実際にご乗車いただく車両において、後部座席の空間が快適であることだと考えています。その中で「欧州で非常に評価が高い車両である」との前情報を耳にしていたIONIQ 5を実際に試乗した際に実感した「車内空間の快適さ」は、我々MKがタクシー会社としてお客様に提供する価値観に非常にマッチすると考え、今回の導入を決定いたしました。
 今後IONIQ 5が京都を走るEVタクシーの新しい顔として認知され、お客様に受け入れられることを期待しています。
 また、整備部分においてもHyundaiとMKタクシー整備工場は技術支援における協力関係を構築し、IONIQ 5の導入のみにとどまらず、導入後もスムーズなサービスの提供ができるよう支援を行う予定です。

「IONIQ 5」がお客様に提供する、ムービングラウンジとしての価値
 「2022ワールドカーオブザイヤー」を受賞した 「IONIQ 5」はフラットフロア、前方・後方移動が可能なスライドコンソールなどを適用した室内デザインとなり、前席のリラックスコンフォートシート、後部座席の電動スライドシートをご利用いただくことで、搭乗者の状況に合わせて最適なスペースを提供します。また後部座席下部には室内V2L(100Vコンセント)を搭載しているため、乗車中にもバッテリーの心配なくお手持ちの電子機器が使用可能です。
 さらに、「IONIQ 5」の一充電走行距離は618km※2となり、ゆったりとした走行距離も大きな特長です。また、乗り心地が優れているだけでなく騒音や振動も非常に少ないため、長期間運転におけるドライバーの疲労度も軽減します。
 「IONIQ 5」に搭載されているこれらの機能は高級なムービングラウンジとして、タクシーを利用されるお客様に多様な利便性を提供できるものと考えております。

※2 72.6kWhのバッテリーを搭載したIONIQ 5 Voyage(2WD)・IONIQ 5 Lounge(2WD)の値。JARI(日本自動車研究所)における、WLTC モードでの自社測定値。

MKグループについて



 「MKタクシー」を運行するエムケイ株式会社は、1960 年京都で創業。 事業としては、創業地である京都でボウリング場1ヵ所をはじめとするアミューズメント事業も手がけるほか、グループ会社として、京都でガソリンスタンド事業などを手がけるエムケイ石油株式会社、京都・大阪・神戸・愛知などで観光バスやスクールバスなどを運行するエムケイ観光バス株式会社を展開。


 タクシー・ハイヤー事業では現在、国内 8 地域(京都、札幌、東京、名古屋、滋賀、大阪、神戸、福岡)にグループ会社を展開している。タクシー・ハイヤー・バスあわせ2000台を保有しています。

MKグループWEBサイト https://www.mk-group.co.jp/
MKのSDGsに関する取り組み  https://www.mk-group.co.jp/about/sdgs_ev.html

EV「IONIQ 5(アイオニック ファイブ)


 「IONIQ 5」は、ジョルジェット・ジウジアーロ (Giorgetto Giugiaro) による1974年型ポニーコンセプトをオマージュしたモデルです。Hyundaiの過去と現在、そして未来を繋ぐ「Timeless value、時間を超えた価値」というコンセプトから生まれました。さらに、サステナブルかつ革新的な機能の搭載や広い空間性を実現したことで、新しいEVエクスペリエンスを提供します。また、既に販売されている海外では高く評価されており、様々な賞※を受賞しております。
※2022 German Car of the Year、UK Car of the Year 2022、2022 World Car of the Year、2022 World Electric Vehicle of the Year、2022 World Car Design of the Year
https://www.hyundai.com/jp/ioniq5

Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200カ国以上でトップクラスの自動車とモビリティサービスを提供し全世界で12万人以上の従業員を雇用しています。また、より持続可能な未来の到来を見据えた製品ラインアップを強化するとともに、現実のモビリティ課題に対する革新的なソリューションを展開しています。Hyundaiは、このプロセスを通じて人と人とのつながりを活性化し「Progress for Humanity(プログレスフォーヒューマニティ)」を掲げ、人類のための進歩に貢献することにより、お客様に質の高い時間を提供するスマートモビリティソリューションプロバイダーを目指しています。

日本法人名  :Hyundai Mobility Japan株式会社
設立   :2000年1月7日
本社   :神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-1 みなとみらいセンタービル16階
代表者名 :代表取締役社長 李 正旭


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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