ホンダ S660が全て完売! 生産終了の発表からわずか20日余りで特別仕様車、通常モデル共に受注終了
2021年3月30日(火)、来年2022年3月に生産を終了すると発表したホンダの軽スポーツカー「S660」記念特別仕様車と通常仕様S660の生産予定分について、受注を全て終了したことが明らかになった。3月12日に行われた生産終了発表から、わずか20日あまりで完売したことになる。
S660特別仕様車「バージョンZ」に加え通常モデルも完売!
2022年3月の生産終了を記念したファイナルエディション
ホンダは2021年3月12日(金)、軽スポーツカー「S660」の生産を2022年3月に終了すると発表し、同時にファイナルを記念した特別仕様車「S660 Modulo X Version Z(モデューロ エックス バージョンゼット)」(以下「バージョンZ」)を発売した。
それからわずか20日弱が経過した2021年3月30日(火)、ホンダはS660特別仕様車のバージョンZについて『予定していた販売台数が全て終了した』と公式ホームページ上で明らかにした。
またS660の通常モデルについても、3月30日午後に受注を全て完了したことが明らかになった。
バージョンZは好評につき予定していた販売台数が全て終了
バージョンZの受注終了については、ホームページ上でS660のカタログ請求を行うページに3月30日頃明示された。
現在、販売終了の発表に伴いS660のカタログ請求が殺到しており、発送の遅れを詫びるとともに
『また、S660 Modulo X特別仕様車<バージョンZ>はご好評につき、予定していた販売台数が全て終了いたしました。
S660 Modulo X特別仕様車<バージョンZ>のカタログは同梱されませんのでご了承頂きますよう、何卒よろしくお願いいたします。』
(ホンダ s660 公式ホームページより)
との記載が掲出されている。
Modulo Xも受注終了、ベースグレードも残りわずかだ
生産能力に限度があり増産は行わない予定
ホンダによると、2021年3月30日朝の時点で特別仕様車バージョンZのオーダーは完了し、併せてベースとなったコンプリートカー「Modulo X(モデューロエックス)」についても同時に受注を終えたことを明らかにした。
S660はオリジナルの部品も多く作業工程も独自なことなどから、生産台数のキャパシティに限りがあり、増産などは行わないという。
一部の販売店が確保する在庫車両がまだ残っている可能性も!?
ベースのS660(S660 α/β)の受注についても生産予定台数に達しつつある状況だったが、3月30日(火)午後に全て終了したことがMOTAの取材により明らかになった。
3月30日時点では、ホンダの公式ホームページ上には『一部タイプがお選びいただけない場合があります。詳しくは販売会社にお問い合わせください。』と記載されているが、近日中に書き換えられるものと思われる。
ただし一部のホンダ販売店では、S660の在庫車を事前に確保している可能性もある。S660が欲しいなら諦めず、最寄りの販売店へ問い合わせしてみることをオススメする。
ホンダ S660をもっと知りたい! 関連記事はこちらをチェック!
■モデューロ Xはここが違う! 絶版間近なホンダ S660ファイナル版をノーマルS660と比較試乗
この記事にコメントする