ランドローバー 新型ディフェンダーが満を持して登場!

ランドローバー 新型ディフェンダーを発表

ランドローバーは、2019年9月12日~同年9月23日(日本時間)にドイツで開催される「フランクフルトモーターショー2019」において、新型ディフェンダーを世界初公開した。なお、日本における導入時期や仕様、サービス内容に関しては決定次第発表される。

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新型ディフェンダーの主な特長

心を揺さぶるデザイン

新型ディフェンダーは、短いフロントおよびリアのオーバーハングが優れたアプローチアングル、デパーチャーアングルを実現するなど、ディフェンダーらしいシルエットを継承している。専用の直立フォルムをはじめ、ルーフ後方に取り付けた「アルパインライト」ウィンドウ、横開きのリアテールゲート、外付けスペアタイヤなど、初代ディフェンダーの特徴を新たな形で取り入れ、21世紀仕様の最新4x4に仕上げた。

初代ディフェンダーの要素はインテリアにも受け継がれており、通常は見えないように設計される構造物や装具をあえて露出させ、シンプルさと実用性を強調している。シフトレバーをダッシュボードに取り付け、オプションで追加できる「ジャンプシート」は、フロントシートを3人掛けにすることができる。

堅牢な「D7x」アーキテクチャーを採用

ランドローバーが新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーは軽量アルミニウムのモノコック構造で、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造となっており、従来のラダーフレーム構造と比較して約3倍のねじり剛性を確保。完全独立型のエアサスペンションまたはコイルサスペンションの理想的な基盤となって、最新の電動パワートレインを補完する。

エンジニアリングの過程で6万2000項目以上のテストをしており、シャシーとボディ構造は一般的なSUVや乗用車の基準を上回る。そして、ランドローバーの「Extreme Event Test」で持続衝撃試験もクリアした。

開発過程において、プロトタイプ車両は50度の灼熱の砂漠からマイナス40度の極寒の北極、コロラド州の標高1万フィートのロッキー山脈まで、地球上で最も厳しいとされる環境で、何百万kmも走破している。

オフロード、オンロード走行における世界屈指のエキスパート

オート機能で地形に合わせた走行

新型ディフェンダーはパーマネントAWD(全輪駆動)、ツインスピードオートマチックギアボックス、センターディファレンシャル、オプションのアクティブロッキングリアディファレンシャルなど、柔らかい砂が舞う砂漠地帯から極寒のツンドラ地帯まで、あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために必要なすべての機能を備えている。

新型ディフェンダーで新たに採用するコンフィギュラブルテレインレスポンスでは、状況に応じて細かな車両設定ができるほか、インテリジェントオート機能を利用することで地形に合わせたモードをシステムに検出させることもできる。

パワーと効率性

先進のガソリンエンジンまたはクリーンなディーゼルエンジンを搭載する新型ディフェンダーは、あらゆる環境下においても優れたパワー、コントロール性、効率性を発揮する。さらに、2020年にはPHEV(プラグインハイブリッド)を追加予定である。

導入時は、高効率なMHEV(マイルドハイブリッド)テクノロジーを搭載した4気筒P300とパワフルな6気筒P400のガソリンモデルをラインアップ。このほか、4気筒ディーゼルエンジンはD200とパワフルなD240の2種類からなり、燃費効率37.2mpg(7.6l/100km)、CO2排出量99g/km(NEDC同等水準)を実現する。

国際赤十字とのコラボ車両を展示

ランドローバーは、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)のラッピングを施した新型ディフェンダー 110をフランクフルトモーターショーで展示し、IFRCとの人道的なパートナーシップを強化していくことを発表した。新型ディフェンダーはIFRCの災害対応車両評価プログラムに活用される。

初めての特定用途向けランドローバーが中東で移動診療所として活動を開始した1954年から、ランドローバーとIFRCは65年にわたってグローバルパートナーシップを続けている。ランドローバーは、その節目となる2019年、創設100周年を迎えるIFRCとさらなる3年間のパートナーシップを締結し、インド、メキシコ、オーストラリアなどで防災・災害対策の取り組みを支援していく。

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