アウディ R8 V10エンジン10周年記念モデル登場|国内限定10台、価格は3091万円
アウディ V10エンジン10周年記念限定モデルを発売
アウディは、フラッグシップスポーツモデルR8 のV10エンジン搭載モデル、デビュー10周年を記念した限定モデル「R8 Decennium(デセニウム)」を2019年8月24日から国内10台限定(世界限定222台)で受注開始した。同年12月以降納車を開始し、価格は3091万円(消費税込み)。
「デセニウム」という名称はラテン語の「10年」に由来し、V10エンジンにおける10年の歴史を記念して名付けられた。
限定モデル「R8 Decennium」の主な特長
黒を基調としたスポーティな外装
R8 Decenniumは、クーペモデルのR8 V10 performance 5.2 FSI quattro S tronicをベースに、ダイナミックステアリングをはじめ、数々の特別装備を施している。
外装は、デイトナグレーマットエフェクトのボディカラーにハイグロスブラックスタイルパッケージ(グロスブラックのフロントスポイラー、サイドシル、ディフューザー等)を組み合わせている。またフロントフード上のフォーリングスのバッジもブラックとなる。
さらにアルミホイールはマットブロンズの20インチで、インテークマニホールドも同様にマットブロンズカラーに彩られている。
随所にロゴが散りばめられた内装
内装は、Decenniumのロゴがセンターコンソールやドアなどに配されており、特にグロスカーボンファイバー仕上げが施されたセンターコンソールのDecenniumのロゴは、アウディの特許による部分マット仕上げを特徴として、素材の表面に特殊な粉末を使用し数千分の1ミリ単位で粗面化処理が施されている。
また電動調整機能付きファインナッパレザーダイヤモンドスティッチングスポーツシートや、デコラティブパネルグロスカーボン、アルカンターラヘッドライニングなどを装備している。
さらに音響装置として、550Wのアンプと13個のスピーカーによるバング&オルフセンのサウンドシステムを備えている。
V10 5.2L エンジン搭載、最高出力620PS
R8 Decenniumは、アウディの市販モデルとして過去最高の最高出力620PSを発揮する自然吸気V10 5.2Lエンジンを搭載、7速Sトロニックトランスミッションが組み合わされる。
また電子制御油圧多板クラッチ式quattroフルタイム4輪駆動システムは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、極限の状況では前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクを伝達することも可能である。
さらに低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダーオンデマンド(COD)を採用。アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードとあわせて優れた環境性能も両立する。
主なスペックと価格
■駆動:クアトロ
■エンジン:5.2L V型10気筒DOHC(620PS/580Nm)
■トランスミッション:7速Sトロニック
■ステアリング:左
■販売台数:国内10台限定(世界限定222台)
■価格3091万円(消費税10%込み)
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