トヨタ RAV4がワイルドに進化して帰ってくる!2019年春に日本で発売へ

懐かしのSUV、トヨタ RAV4が進化して日本に戻ってくる!

アメリカ現地時間2018年3月28日、ニューヨークモーターショーで、トヨタ RAV4の新型モデルが世界初公開されました。

1994年に乗用車ベースのSUVの先駆けとしてデビューしたRAV4は、次第にグローバルモデルとしての側面が強くなっていき、3代目を最後に、4代目モデルは日本を離れて海外専売モデルとなります。先日ワールドプレミアを迎えたのはその4代目に続く5代目モデルで、2018年内にアメリカで販売を開始し、2019年春にはいよいよ日本でも発売されます。

2019年春に日本導入予定の新型RAV4や歴代RAV4を写真で見る!

新型RAV4はよりワイルドになった外観が特長

新型RAV4は、かなりワイルドでゴツくなった雰囲気が印象的です。日本でデビューした初代モデルに比べボディサイズが大型化したのはもちろんのこと、ボディアンダーやフェンダーアーチに樹脂製の保護パーツが多用され、SUVらしさがより強く押し出されています。

また日本で販売されていた頃のモデルと異なり、ライトがより鋭い造形になったほか、フロントグリルも大型化し、押し出しの強い顔つきになっています。

もうひとつの特長として、新型RAV4には3種類のフロントフェイスが用意されています。それぞれフロントグリルの形状やカラーリングが微妙に異なっており、オーナーの個性を反映できそうなポイントです。

新型RAV4の内装

新型RAV4の内装で目につくのは、フル液晶ディスプレイ化したメーターと、インパネ中央に配置された大型の液晶ディスプレイです。またインパネの大半部分がソフトパッドで覆われており、より上質な雰囲気を感じさせます。

大型のガラスルーフも装備され、開放的な室内空間が広がっています。

新型RAV4のボディサイズ&スペックは?

新型RAV4のボディサイズは全長×全幅×全高=4595mm×1855mm×1700mm、ホイールベースは2690mmとのこと。トヨタの新プラットフォーム(TNGA)を採用し、ボディの高剛性化・低重心化を図りました。

パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジンと8速ATの組み合わせになります。

さらにハイブリッドモデルも用意され、こちらはトヨタ カムリハイブリッド用の2.5リッター(THSII)を改良した独自のE-Fourシステムが搭載される模様です。

RAV4ってどんなクルマ?

乗用車ベースのSUVの先駆けとして1994年にデビュー

RAV4は、当時まだ珍しかった乗用車ベースのSUVの先駆けとして、1994年にデビューしました。当時まだ20代前半の“キムタク”こと木村拓哉さんがTVCMに出演していたのをご存知の方もいるかもしれません。

RAV4はデビュー当初は3ドアのみのラインナップで、1年後の1995年に5ドアモデルが登場しました。またデビュー当初は2リッター3S-FE型エンジンに4AT/5MT、駆動方式は4WDのみというシンプルなラインナップでしたが、追って2WDモデルやより高性能なエンジンを搭載したモデルが追加されていきます。

実はトヨタ初の市販電気自動車でもあった

RAV4で面白いのが、時代を先取りする電気自動車、その名も「RAV4 EV」が1997年に登場した点です。といっても一般ユーザー向けに販売されたわけではなく、法人や官公庁、審査を受けた一部ユーザーへの販売に限られていました。搭載されたバッテリーは27kWhを発揮し、フル充電での航続距離は150km程度だったといわれています。

4代目から日本を離れ海外専売モデルとなる

RAV4はその後、基本的なコンセプトを維持しつつ進化していきますが、日本での人気は次第に弱まっていきます。反面グローバルモデルとしての立ち位置が強くなっていき、海外仕様にロングボディの3列シートモデルが追加される様になりました。

そして2016年6月をもって、3代目RAV4は日本国内での販売を終了します。その後で登場した4代目RAV4は、ついに日本を離れ海外専売モデルになったったほか、現在のトヨタのデザインアイコンであるキーンルックを採用することで、より精悍な顔つきになりました。

なお日本で販売終了したRAV4でしたが、その後継車種として2列シートのクルーガー、3列シートのヴァンガードが登場、そのコンセプトを引き継ぐ形となりました。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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