トヨタ新型RAV4が2019年春に日本復活決定!ハリアーサイズ?ランクル顔?詳細をチェック!

2018年3月28日、トヨタ RAV4の日本復活が正式発表された。ひと足先に米国での販売が開始され、2018年末頃(ハイブリッドは2019年初)を予定しており、日本国内においては、2019年春頃を予定している。

新型RAV4のボディサイズは、全長4595mm×全幅1855mm×全高1700mm、ホイールベースが2690mmとなっており、現行型から全長+10mm、全幅+10mm、全高-5mm、ホイールベースが+30mmとなっている。サイズ的にはハリアーとほぼ一緒である。

なおグレードは、Adventureグレード、Limitedグレード、XSE Hybridグレードの3種類を設定しており、それぞれフロントフェイスの印象が異なっている。中でもAdventureグレードはランクルを彷彿とさせるデザインとなっているため、日本でも人気がでそうだ。

>>3つの顔で復活!新型RAV4のすべてを画像で見る(23枚)

5代目となる新型RAV4の開発コンセプトは、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」(SUVらしい力強さと、使用性へのきめ細やかな配慮を兼ね備えた4WD)。真の「SUVらしさ」を追求し、タフで力強いアクティブさを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視している。

運動性能では、トヨタのクルマづくりの構造改革である「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に基づく新プラットフォームの採用を通じて、ボディの高剛性化・低重心化を図っているほか、さらなる燃費性能と高い操縦安定性・走破性を目指して開発した新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」(ガソリン車)および「新型E-Four」(ハイブリッド車)をトヨタで初めて採用し、乗り心地を犠牲にせずに、どのような路面でも意のままに走行できる操舵性と走行安定性を実現した。

SUVらしい「力強さ」に「洗練さ」を融合したスタイリング

デザインコンセプトは「Adventure&Refined」。ワクドキ感を高めるオフロード性能や多用途ユース(Adventure)を想起するデザインを重視する一方で、都市部でのシーンにも似合う洗練さ(Refined)を併せ持つスタイリングを実現した。

エクステリア

TNGAの思想に基づくプラットフォームの採用により、ボディのワイドスタンス化やタイヤの大径化(19インチ)のほか、最低地上高を現行モデルよりも高くし、SUVらしい力強いスタイリングを実現した。フロント・リアオーバーハングの短縮も、高い走破性能を引き立てている。

その一方で、幾何学形状の「オクタゴン(八角形)」をモチーフにしたデザインにより、タフさや力強さのなかにも洗練された遊び心を演出。また、黒色に統一したボディ下部や多角形状のホイールアーチにより、地上高の高さを強調することで、足元を力強く見せている。

また、アッパーグリルとロアグリル双方を台形形状としたフロントグリルや、切れ長なフロントヘッドランプ、リアコンビネーションランプ周辺からバンパーにかけて台形形状を強調したリアのスタイリングにより、ワイドかつ安定感のあるスタンスを演出している。

インテリア

インテリアでは、本格SUVを想起させる機能性と上質感の実現を目指した。具体的には、水平基調のインストルメントパネルや幅広く骨太なセンターコンソールにより、視界の良さと膝のホールド性を両立した快適かつ安心な空間を実現。SUVらしさを感じる硬質な素材だけでなく、人の手や身体が触れやすい箇所にソフトパッドを配置することにより、機能性に基づいたメリハリのある構成とした。また、エクステリアと同様、多角形をモチーフにした造形を随所にあしらうことで、統一感と遊び心を表現している。

そのほか、サイドミラー搭載位置の最適化やリアクオーターガラスの拡大、後方の可視範囲を広げるデジタルインナーミラーの初採用などを通じて、ドライバーの視認性を向上させた。さらに、6:4分割可倒式リアシートの採用やクラストップのラゲージスペース確保など、使い勝手の良い荷室空間を実現した。

新開発の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」や「新型E-Four」をトヨタ初採用

ドライバーの感性を重視した走りと乗り心地を両立するためのコンセプトが、「Confident&Natural」である。路面を選ばない安定性(Confident)とドライバーの意のままの操舵性(Natural)の実現を目指した。

TNGAに基づくプラットフォームを採用することで、ボディの高剛性化、低重心化、リアサスペンションの最適チューニングのほか、燃料タンク位置見直しなど、クルマのパッケージ全体を一新。操縦安定性と乗り心地を大幅に向上した。

パワートレーンには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.5L)」、8速トランスミッション「Direct Shift-8AT」、2.5Lハイブリッドシステム(THSII)を設定。エンジンの高トルク化により、アクセル踏み込み時のレスポンスや加速性能を大幅に向上させたほか、燃焼効率の向上およびトランスミッションの高効率化により、優れた動力性能と低燃費を両立させた。

ガソリン車の上級グレードには、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタで初めて採用。前後および後輪の左右駆動力を最適に制御する「トルクベクタリング機構」を搭載することでコーナリングや悪路走行時においても優れた操縦安定性とトラクション性能を発揮する。また、2WD走行時には後輪に動力を伝達する駆動系の回転を停止させて燃費向上を図る「ディスコネクト機構」も搭載しています。

ハイブリッド車には、「新型E-Four」をトヨタ車で初めて採用。電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現した。

最新の予防安全システムと、先進マルチメディア機能

新型RAV4は、第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、予防安全性能を高めた。Toyota Safety Senseには、車両に加えて、歩行者検知(昼間・夜間)・自転車検知(昼間)を行い衝突回避支援または被害軽減を図る「プリクラッシュセーフティ」、前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、レーダークルーズコントロール作動時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車線逸脱による事故予防に貢献するステアリング制御機能付きの「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム(AHB)」、カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らし、安全運転を促す「ロードサインアシスト(RSA)」などが含まれている。

また、新型RAV4は米国で展開しているマルチメディアシステム「Entune 3.0 Audio」を標準搭載し、米Verizon社のWi-FiのHotspot、音声サービスの「Alexa」を利用可能とするAmazon Alexa、iPhoneの機能を車載ディスプレイで操作できるApple CarPlayなどを利用することが可能だ。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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