マツダ、CX-5のフロントグリルにバイオエンプラを採用…無塗装の材料着色でツヤ感が向上

マツダは、自動車の大型外装デザイン部品として使用可能なバイオエンジニアリングプラスチック(バイオエンプラ)を開発し、CX-5のフロントグリルに採用することを発表した。これにより、今後、環境に優しいバイオエンプラをより広い範囲の自動車の内外装部品に使用可能となる。

植物由来の原料を使用するバイオエンプラは、石油資源の使用量やCO2排出量の削減に貢献する材料。加えて、深みのある色合いや鏡面のような平滑感を無塗装の材料着色で実現し、有害なVOCを削減しつつ、高い質感やデザイン性が要求される自動車外装部品としても使用できる。

今回、フロントグリルのような複雑な形状の大型外装部品にも対応できるよう、材料の開発と金型仕様の最適化を行い、成形性を大幅に向上させた。

バイオエンプラは、2015年にロードスターの内装デザイン部品にマツダ車として初めて採用して以来、これまでにCX-9やアクセラ、デミオにも採用し、直近ではロードスター RFの外装デザイン部品などにも採用している。このバイオエンプラを採用したフロントグリルは、CX-5以降、順次採用を拡大する予定。

エコプロ2017に出展

なお、このバイオエンプラを採用したフロントグリルをはじめ、ボディーカラーのソウルレッドクリスタルメタリックなどに代表される塗装技術など、マツダの環境に関する取り組みについて、12月7日(木)から東京ビッグサイトで開催される、アジアを代表する環境・エネルギーの総合展示会「エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展」で展示を行う。

マツダ/CX-5
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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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