ヤマハ、欧州で人気の「XSR700 ABS」が日本上陸

ヤマハは、オーセンティックなスタイリングに水冷2気筒688ccエンジンを搭載した欧州でも人気のロードスポーツモデル「XSR700 ABS」の日本仕様を11月6日より発売する。価格(消費税込)は、89万9640円。

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XSR700 ABSは、MT-07の部品をベースとし、“アーバンカジュアルレトロスター”をコンセプトに、オーセンティックな外観と街中もリラックス&カジュアルに楽しめる性能、カスタマイズの容易なボディ構成を調和させたモデルである。

エクステリアでは、水平基調をモチーフとしたXSR900 ABS同様のヘッドランプからタンク、シートまで連続する滑らかなボディラインがオーセンティックの雰囲気を伝え、アルミ材をタンクサイドカバー/ヘッドランプステー/ラジエターサイドカバー/フロントフェンダーステー/ハンドルなどに採用することで、ヘリテージモデルの佇まいを表現している。

また、ヘッドランプ/メーター/テールランプ/マフラーエンドは円をモチーフに、機能をデザイン要素として表現しており、サイドカバー、フェンダーステーには円形の肉抜き加工を施すことでガレージビルドのような軽量感を持たせた。

エンジンは、水冷4ストローク直列2気筒DOHC688cc・270度クランクエンジンを採用した。実用域で使用頻度の多い回転域(3000~6500r/min)での粘り強いトルクとのバランスを主眼に開発されており、とくに4~6速使用時に粘り強い特性を発揮する。このエンジンは、クロスプレーン・コンセプトというライダーのスロットル操作に対しリニアなトルクを創出することを求める設計思想に基づいている。

ライディングポジションは、ワイドな740mm幅のアルミ製ハンドルとフィット感があるシート、ヒップポイント/ハンドル高とのバランスにより、リラックスした姿勢での優れたハンドリングを可能にしている。

パーツ類(サイドカバー、センターカバー、メーター、前後フェンダー等)は独立した構造となっており、ドレスアップが容易に出来る。また、リアフレームをボルトオン式とした軽量バックボーン型フレームを採用し、リラックス&カジュアルな走りが楽しめるとともに、カスタマイズ時の整備性も考慮されている。

カラーは、マットグレーメタリック3と、ダルレッドメタリックDの2色を用意している。

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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