日産、横浜観光にも活用できる超小型EVのラウンドトリップ型カーシェアリングを開始
日産は、横浜市と超小型電気自動車(EV)「日産ニューモビリティコンセプト」を活用したラウンドトリップ型カーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を3月17日より開始した。
これまでに日産と横浜市は、国土交通省が推進する「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け、2013年10月から2015年9月の2年間、超小型電気自動車(EV)を活用した日本初のワンウェイ型カーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」の社会実験を、「低炭素交通の推進」、「都市生活・移動のクオリティアップ」、「観光の振興」を目的に実施した。
2015年10月からは、レンタカー型運用での観光活用や地元企業での活用を行ってきた。
今回開始する新たな「チョイモビ ヨコハマ」は、これまでの知見を活かし、より地域と密着した超小型モビリティ利活用の推進と持続可能な官民連携の事業モデルの構築を目指し、出発したステーションに車両を返却するラウンドトリップ型カーシェアリングとして行う。
専用サイトから会員登録すると、横浜都心エリアに設置した14箇所のステーションで車両の貸渡および返却が可能になる。車両は、利用開始予定時間の30分前から予約ができる。
利用料金は、基本料金200円に加え、15分毎に250円課金され、一日の最大利用料金は3000円となる。サービスの利用には、日本の運転免許証、スマートフォン、日本国内発行のクレジットカードが必要となる。
今後は、横浜都心エリアに特化した観光ガイドツアーや地元企業への長期貸し出しなども行うとしている。
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