アグレッシブなデザインに秘められた欧州仕込みの実力…カーソムリエがフォード「フィエスタ／エコスポーツ／フォーカス」に試乗！
カーソムリエって何？
カーソムリエはオートックワン運営の『カーソムリエ検定』に合格した、その名の通りの"自動車のソムリエ"。 彼らが実際に試乗をし、そのクルマについて感じたことを投稿しているのが『カーソムリエレポート』です。 これまでに全国1,500名のカーソムリエが、8,000件以上のレポートを投稿しています。
今回登場するのは、欧州で磨き上げた高い走行性能と独特のデザインで人気のフォード「フィエスタ」、「エコスポーツ」、「フォーカス」の3車種です。国産車・輸入車問わず幅広い自動車の知識を持つカーソムリエは、これらのモデルをどう評価するのでしょうか。
今までの小排気量の概念が覆される車（カーソムリエ ナベジョーさん）
■フォード フィエスタ
外観デザイン ★★★★★
インテリア ★★★★★
走りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
あちこちで評判がかなり良いフィエスタ。自分も気になり乗ってきました。 フィエスタの素晴らしさはアクセルを踏んだ時からわかります。この加速は一体なんなんだ！と。試乗時にはエアコンを使用していましたがパワーダウンなんて一切感じられません。 何も知らずにに乗ったらまさか3気筒の1Lエンジンとは思わないでしょう。
振動も少なく車内はとても静か。乗り心地もカチッとしていて安心感があります。 ステアリングの心地よい重さがよりドライビングを楽しくしてくれました。……
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ヨーロピアンなSUV（カーソムリエ uzusio2000さん）
■フォード エコスポーツ
外観デザイン ★★★★★
インテリア ★★★★★
走りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
〈デザイン〉エクステリアで一番に目を引くのは、背面に背負うスペアタイヤ。これぞSUV！といったレトロ感が個人的に二重丸。インテリアで一番気に入ったのが、ブルーのイルミネーション。アニメチックなビビットブルーがメーター針やボタンのライトに使用されており、妙に落ち着いた照明演出が素晴らしかった。
〈走行性能〉110馬力、1.5Lのエンジンは、スピードを出せば出すほど元気になってゆく。高速での追い越しや、流れの速い道路ではCVTでは味わえないリニアで俊敏な加速がとても気持ち良かった。足回りも日本の道路事情に合ったしなやかな味付け。低速カーブをぐるっと転回しても気持ちの悪いロールは出ず、落ち着きのある足さばきで車体の傾きを抑えてくれていた。……
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もっと走りたくなるクルマ（カーソムリエ ヨーストさん）
■フォード フォーカス
外観デザイン ★★★★☆
インテリア ★★★★☆
走りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
「運転って楽しい！」と、そう思えるクルマです。素晴らしいのは、実はそれをフォーカスだけでなく欧州系フォードのどの車種でも味わえるところ。これは他メーカーが真似しようとしてもなかなかできないはず。 欧州系フォードの日本国内での知名度が低いのが辛いところですが、その走りを知らない方には「是非一度試乗してみてください」と言いたいです。
さて、肝心のクルマについてですが… 2008年まで日本に導入されていた先代もそうですけど、一昔前のCセグメントからは想像できないほどボディサイズが大きいです。 走り出すと外見ほど大きく感じませんが、後述の通り若干視界が狭いかなぁと思うかもしれません。
表面の当たりは柔らかいけどその奥でコシがあり、全体で身体を包んでくれるシートに座り、ドライビングポジションを決めて(調整幅が大きいのでどんな体格でもしっくりくるはず)、エンジンを掛けます。すると思わずタコメーターを確認しちゃいました。 アイドリング状態でも走り出しても、車内は実に静かなのです。
走った感じ。 初めて乗っても、人とクルマが一つになったかのように、意のままに走れます。……
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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