新型ノア/ヴォクシーで車中泊は可能!? 身長180cmの編集部員がさっそく実際に寝てみた

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トヨタの人気Mクラスミニバン、ノア/ヴォクシーが2022年1月13日(木)にフルモデルチェンジを実施した。4代目となる新型は室内空間も拡大し、快適度もアップ! ならば気になるのは車中泊の性能だろう。さっそくいつもの編集部トクダ(身長180cm)が、実際に新型ノア/ヴォクシーで“寝心地”を試してみた! 7人乗り仕様も8人乗り仕様も、どちらも車中泊は可能だ。実際に寝ころんでみた様子をご紹介しよう。

目次[開く][閉じる]
  1. セカンドシートが左右独立型となる7人乗り仕様でも車中泊は実現出来る!
  2. セカンドシートがベンチタイプとなる8人乗り仕様はさらに車中泊向きだ
  3. 小柄な人限定なら広大な荷室スペースを活用する方法もある

セカンドシートが左右独立型となる7人乗り仕様でも車中泊は実現出来る!

さっそく新型ノア/ヴォクシーの車内をチェックしてみよう。新型では主に2つのシート形態がある。まずは7人乗り仕様から。

写真の通り、セカンドシート(2列目席)が左右独立式となっていて快適に座ることが出来るほか、サードシート(3列目席)への移動も容易なタイプだ。いっぽうで7人乗り仕様では左右席の間が空いてしまうのが難点である。果たして快適な車中泊は可能なのだろうか。

セカンドシートとサードシートをフルフラットにすると快適な“寝床”が誕生する

実際の新型ノア/ヴォクシーで、車中泊が可能か試してみることにした。テスト車両は「新型ヴォクシー S-Z(ハイブリッド・2WD・7人乗り)」だ。

写真の通り、セカンドシートのヘッドレストを外し前後スライド調整のうえ、倒したサードシートとつなぐとフルフラットになる。

ただし先にお詫びしておくと、撮影時にバックドアが半開きになったまま気付かずにサードシートを倒してしまった。実際にバックドアを完全に閉めた状態だと、サードシートはもう少し起き上がる。正しい状態は、下の8人乗り仕様の写真を参照にして欲しい。

ともあれ身長180cmの筆者が寝ころんでも上下の空間にまだ余裕があることが写真でもお分かりになるだろう。実際に寝る際には、キャンプなどで用いるエアマットなどを敷き、すき間や段差を補正することで、より快適に眠れるよう工夫したいところだ。

ただし、例えば親子3人で川の字になって…という就寝は、シート間をしっかり埋めないと難しい。

フロントシートとセカンドシートをフルフラットにする方法もあるが段差が大きくやや寝づらい

ちなみにフルフラットにするシートアレンジとしては、フロントシートとセカンドシートをつなげるパターンもある。ただしこちらのほうがシートの段差が大きい。左右席の間にはシフトやセンターコンソール、テーブルなど様々な段差や隙間も生じる。こちらのスタイルでの車中泊はあまり推奨しない。

セカンドシートがベンチタイプとなる8人乗り仕様はさらに車中泊向きだ

続いては、より快適な車中泊が実現できそうな8人乗り仕様も試してみる。テスト車両は「新型ヴォクシー S-G(ガソリン・2WD・8人乗り)」だ。

写真でお分かりの通り、これから親子3人が川の字となって就寝することも出来るだろう。昨今ミニバンは、セカンドシートが独立した7人乗り仕様の人気が高いが、車中泊派にとっては、あえて8人乗り仕様を選択する最大の理由となり得る。

実際のスペースや寝心地が気になる方は、事前に販売店のホームページなどで展示車両に8人乗り仕様があるかどうかを確認しておくと良いだろう。

小柄な人限定なら広大な荷室スペースを活用する方法もある

広い荷室を車中泊スペースとして活用することも出来る。ただしセカンドシートを前倒しして最も前にスライドさせた状態での荷室長は最大でも1650mmに過ぎない(トヨタ社内計測値)。身長180cmの筆者の場合は無理だが、小柄な方やお子さんならイケる寸法だし、筆者の場合でも斜めに寝れば大丈夫だ。こういうパターンもあるということも念のため覚えておくと良いだろう。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:島村 栄二・TOYOTA]

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筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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