CX-5に追加された特別仕様車はカラーにもこだわった!スポーツアピアランスとフィールドジャーニーの色のポイントとは

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マツダ CX-5の商品改良によって追加された特別仕様車の「スポーツアピアランス」と「フィールドジャーニー」。外装にはフロントグリルにワンポイントを、内装にも同色のステッチがあしらわれ、マツダ車らしいおしゃれなテイストに仕上がっている。またボディカラーには新色の「ジルコンサンドメタリック」も追加された。

そんな内外装のカラーリングへのこだわりを紹介したい。

目次[開く][閉じる]
  1. 流行りのアースカラーでありながらマツダらしい陰影を表現したジルコンサンドメタリック
  2. フィールドジャーニーには差し色に蛍光色を採用! 他社にないこだわりがうかがえる
  3. スポーティさをさらに強調するスポーツアピアランスにはわかりやすい表現のなかに遊び心
  4. 新しく追加されたボディカラーと内装色はCX-5の個性をより強調している

流行りのアースカラーでありながらマツダらしい陰影を表現したジルコンサンドメタリック

今回の商品改良では、SUVらしい力強さと都会的でエレガントな美しさを融合したデザインに仕上げるため、フロントフェイス・フロントグリルのデザインが変更された。ライト類は真円から楕円形状としたことでワイド感を強調、存在感がより一層高まっている。

まずは新色のボディカラー「ジルコンサンドメタリック」から触れていこう。

ジルコンサンドとは、鋳型に使われる砂の名前だ。

トヨタ RAV4のアドベンチャーグレードやスバル フォレスターなど他のSUVモデルにもアースカラーが用いられ、最近の流行色であるアースカラーをマツダ車にも用意した形となる。

アースカラーの重さや力強さを表現できる色で、自然界に存在する砂であるため、鉱物のきらめきも含まれている。

そのためハイライトとシェードのメリハリが生まれ、明るいところではベージュのように、暗いところではカーキ寄りの色合いと、見え方が変わるのが特徴的だ。

マツダは人気色の「ソウルレッドクリスタルメタリック」でも強烈な鮮やかさと深みのある影が表現されている。マツダは「色も造形の一部」との考え方から、今回追加したジルコンサンドメタリックでは違うテイストで用意したいとの思いがあった。

フィールドジャーニーには差し色に蛍光色を採用! 他社にないこだわりがうかがえる

内装にも色へのこだわりが見える。

新たに追加されたフィールドジャーニーには、蛍光カラーのライムグリーンを差し色に取り入れ、エアコンルーバーなどの内装の一部やフロントグリルに蛍光色が映える。

フィールドジャーニーはチャレンジングなグレードであり、カラーリングにもインパクトを与えるアクセントを入れたかったという。

他のSUVモデルにはオレンジ系のカラーが使われているが、マツダでは過去にオレンジを使用したことがあったため、これまでにない新しい色であること、ボディカラーのジルコンサンドメタリックとの親和性も考え、ライムグリーンが採用された。

スポーティさをさらに強調するスポーツアピアランスにはわかりやすい表現のなかに遊び心

また、もう一つの特別仕様車であるスポーツアピアランスには黒地に赤ステッチでスポーティさを表現。改良前から存在する、フロントグリルやホイール、そして内装まで黒で統一された「ブラックトーンエディション」よりも上質な内装に仕立てられている。フロントグリルには初代ロードスターに使われていたクラシックレッドを取り入れた。ソウルレッドクリスタルメタリックよりもビビッドなカラーでインパクトのある赤色だ。

新しく追加されたボディカラーと内装色はCX-5の個性をより強調している

グレードの追加だけでなく、新しい色合いを採用したことによってさらに表現の幅が広がっている。SUVらしい力強さを感じるデザインは競合でも多く見られるが、CX-5の都会的なイメージを壊すことなく、アクティブな印象を持たせるフィールドジャーニーは特に「色のマジック」を感じる一台に仕上がっている。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

マツダ/CX-5
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新車価格:
291万円422.5万円
中古価格:
48万円432.5万円

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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