ホンダ エディックス 新型車徹底解説(1/6)
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3人掛けシートを前後に配置した新発想ミニバン
ホンダが新投入してきたミニバンは今までの発想とはずいぶん違った考え方でパッケージングされた。従来のミニバンと呼ばれるモデルは、3列のシートを持ち6~8ないし9名の乗車定員を持つものを指した。
しかし、このエディックスは3名が乗れるシートを前後2列に配置することで、6名の定員を確保するという手法をとった。詳しくはインテリアのページで紹介するが、センター部分をオフセットすることで横に3名が乗車しても窮屈でないスペースを確保している。
エディックスのベースとなったのはストリームと言われるが、ホイールベースや全長はシビックと同一。ただし、シビックやストリームが5ナンバー枠に収まるボディ全幅なのに対し、エディックスは1795mmという堂々とした3ナンバーボディが与えられた。搭載されるエンジンは1.7リットルと2リットルなので、今までの日本的な考え方ではない構成で欧州車的だ。すでにマツダもアクセラで同様のパッケージングをしてきており、これからの日本車が横方向に広がる傾向が見えかくれしている1台だ。