BMW 新型3シリーズ 実燃費レポート | 累計販売1500万台の人気車! 気になる燃費は?(3/4)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小林 岳夫・小鮒 康一
新型3シリーズ 実燃費レポート|高速道路編
■新型3シリーズの高速道路での実燃費 20.9km/L
最後は高速道路を通るルートを振り返る。今回も芝公園出入り口から首都高に乗り、東京湾アクアラインを経由して圏央道の茂原長南インターで下りるルートを走行する予定だったのだが、うっかり茂原長南で下り損ね茂原北まで走行することとなり、走行距離は90.7kmとなってしまっている。
WLTC高速道路モード燃費は15.5km/Lとなっているが、今回の走行では驚きの20.9km/Lをマーク。低回転域でも十分なトルクを発生するエンジンと、8段と多段化されたミッションのおかげで法定速度でのクルージングではほとんど回転数が上がることがなかったというのが最大の要因だろう。
もちろんプレミアムセダンという性格も持ち合わせる3シリーズだけに、こういったシーンでの静粛性や直進安定性は抜群だった。近年ではステアリングアシスト付きのクルーズコントロールも普及してきており、高速道路での直進安定性が云々という話題も出なくなるのかもしれないが、クルマの基本性能が直結する部分だけに「さすがはBMW」と思えたポイントだった。
新型3シリーズ 実燃費レポート|総合実燃費
■新型3シリーズの総合実燃費 15.8km/L
今回の新型3シリーズ燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて173.3kmを走行し、総合実燃費は15.8km/Lという燃費をマークした。燃料こそハイオク仕様となっているが、3リッタークラスの出力を持つプレミアムセダンということを考えれば十分満足できる数値と言えるのではないだろうか?
オプションを含めて700万円超のモデルと言うこともあり、クルマとしての性能に関してはなんの不満もなかったが(好き嫌いは別にして)、ひとつ気になったのが、BMWライブ・コックピットと名付けられたナビゲーションシステムだ。10.25インチのワイドなディスプレイがセンターに設置されているのだが、デフォルトでは地図が画面の左側に表示され、右側に再生中のオーディオなどの情報が表示されているのである。
この配置は左ハンドル仕様と同じであり、つまるところ右ハンドル車では運転席から地図を見ようとすると視線の移動が大きくなってしまうのである。通常の画面ではなく横長のワイドモニターなので、より顕著に気になる点であり、やっぱり左ハンドルの国のクルマなんだなぁと思ってしまった唯一の残念ポイントだった。
[筆者:小鮒 康一 / 小林 岳夫・小鮒 康一]
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