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燃費レポート 2019/3/7 16:30

スバル レガシィアウトバック実燃費レポート | モデルチェンジ間近!? 現行型の燃費をチェック!(1/5)

スバル レガシィアウトバック実燃費レポート
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スバルを代表するクロスオーバー! 気になる燃費性能は?

今回の燃費テストでは、スバル レガシィアウトバックの実燃費を計測した。

2019年2月に行われたシカゴモーターショーでは、スバル レガシィ(セダンタイプ)の次期モデルが発表された。このことから、レガシィアウトバックも「フルモデルチェンジもそう遠くない」と思われる時期に突入したといえる。現行モデルの実燃費を改めて見ていこう。

スバル レガシィアウトバック実燃費レポート 目次

■市街地・郊外路編

■高速道路・総合実燃費編

■番外編・スキードライブでの燃費を計測

■コース概要

燃費テスト概要

起用グレード

スバル レガシィアウトバック X-BREAK(エックスブレイク)

スバル レガシィアウトバックで現在設定されているパワートレーンは、2.5リッターNA+CVTの4WDのみ。その上で今回は、全3グレードが設定される中から、2018年9月にスバルブランド誕生60周年を記念した特別仕様車として加わったX-BREAK(車両本体価格340万2000円、JC08モード燃費14.8km/L)を起用した。

クルマ好きだと気になるアプライド(スバル車の型式において、改良ごとにA→B→C……と変化する記号)にはE型となる。

スバル レガシィアウトバック X-BREAK(エックスブレイク)

X-BREAKはルーフレールや撥水ファブリック&合皮のシートを装備するなど、アウトドアなどでの使用に適した仕様でありながら、価格はリーズナブルでコストパフォーマンスは高いことが特長のモデルだ。

なおテスト車はスタッドレスタイヤを履いていたことから、燃費はあくまで参考値である。また、試乗時のフィーリングも標準装着のタイヤとは若干異なる面がある点を、最初にお断りしておく(スタッドレスタイヤの銘柄は、SUV用となるブリヂストンの「ブリザックDM-V2」)。

テスト詳細と結果

テストは2月1日(金)の正午頃開始し、市街地編の道のりで開催されていたジャパンキャンピングカーショー2019に立ち寄り、午後7時半頃帰京するというスケジュールで実施した。

テスト途中の天候は、アクアラインの橋の風速が13mという強風が吹いていたものの晴天で、最高気温は8度。交通状況は平均的な流れであった。乗車人数はドライバー1人(体重約70kg)で行った。

レガシィアウトバック燃費テストの結果は以下のとおり。

レガシィアウトバック2.5リッター4WDXV2リッター4WD[参考値]
カタログ燃費 14.8km/L 16.0km/L
総合13.0km/L 13.5km/L
市街地(街乗り)10.8km/L 11.0km/L
郊外路12.8km/L12.7km/L
高速道路17.1km/L 18.0km/L

レガシィアウトバックは、2.5リッターエンジンを搭載する4WDのクロスオーバーとしては及第点以上の燃費を記録した。過去データから、同じくレガシィアウトバックの弟分となるスバル XVの燃費データも記載するが、天候や交通状況といったコンディションの違いもあるにせよ、2台の燃費がさほど変わらなかったのは意外だった。

ここからは、いつもお送りしている実燃費レポートを市街地編、郊外路編、高速道路編と順に紹介していく。更に今回は、テスト翌日に開催されたイベント「ゲレンデタクシー」への取材に向かう際、筆者がこのレガシィアウトバックで向かったことから、その道のりでも燃費テストを実施。スキードライブに近い使い方も試しているので、購入を考えている方にはぜひ参考にしてほしい。

スバル レガシィアウトバック 車種概要

スバル アウトバックスバル アウトバック

振り返ると、レガシィアウトバックはステーションワゴンに高い最低地上高や悪路走破性といったSUVの要素を盛り込んだ「クロスオーバー」タイプの先駆車であった。

アウトバックの歴史が始まったのはレガシィが2代目モデルだった時代。1994年に北米で先行投入され、翌1995年に日本にも2.5リッターエンジンを搭載するレガシィグランドワゴンの車名で導入された。

スバル アウトバック

その後1998年の3代目レガシィでは後に3リッターの水平対向6気筒も加わったレガシィランカスターに車名を変え、2003年の4代目レガシィからは現在の車名になり、2009年の5代目レガシィを経て、6代目モデルとなる2014年登場の現行モデルに至る。

レガシィアウトバックのようなステーションワゴンとSUVのクロスオーバーは、日本車ではスバル車以外あまり浮かばないものの、輸入車ではボルボV60クロスカントリー、ベンツEクラスステーションワゴンのオールテレイン、アウディのオールロードなどが存在していることから、このモデルはこれらが登場するきっかけとなったモデルでもある。

現行型レガシィは北米を主な市場に見据えられたことから、ボディサイズが大幅に拡大された。日本向けに扱いやすいボディサイズのレヴォーグとWRX S4が加わったこともあり、レガシィ全体のラインナップとしてはレガシィツーリングワゴンがラインナップ落ちし、ワゴン的な使い方も兼ねることができるレガシィアウトバックを主力に、セダンのレガシィB4も設定されている状況だ。

スバル アウトバック

現行型レガシィアウトバックは、クルマの土台となるプラットホームに先代モデルから引き継がれた「SIシャーシ」を使うなど、現在のスバルとしては古い世代に属している(だからこそ、冒頭に書いたように次期モデルが公開されるのだが)。

エンジン、トランスミッションといったパワートレーンは、レガシィアウトバックとレガシィB4で共通となっている。エンジンはアイドリングストップ機能付きの水平対向2.5リッター4気筒自然吸気エンジン(最高出力175馬力&最大トルク24.0kgm)、トランスミッションはCVTという設定だ。

駆動方式も両車同様で、「アクティブトルクスプリットAWD」と呼ばれる前60:後40を基本に状況に応じて前後トルク配分が可変するタイプのみとなるが、アウトバックには深い雪道などでよりトラクション(駆動力)を高める「X-MODE」や、滑りやすい急な下り坂でクルマがユックリとした一定速を保ってくれる「ヒルディセンドコントロール」というSUVらしさを高めるシステムも装備される。最低地上高に関してもレガシィアウトバックは200mmというクリアランスを設けており、SUVの平均値よりも高いレベルが確保されている。

カタログに載るJC08モード燃費はアウトバック、B4ともに14.8km/L。エコカー減税の対象にはならないものの、燃費向上の技術として「アクティブグリルシャッター」が装備されている。これは、空気抵抗の低減を狙いつつ、冷却水温を適切に保つために、状況に応じてラジエーターグリルを開閉する装備だ。

スバル アウトバック

最近ではクルマを選ぶ際の重要なチェックポイントになっている運転支援システムについても見ていこう。レガシィアウトバックでは、スバルの基幹技術の1つとなっている「アイサイトver.3」が全グレードに標準装備となる。

このシステムは、ルームミラー左右に付くステレオカメラからの情報を基盤に、緊急ブレーキ機能や停止まで対応する先行車追従型のアダプティブクルーズコントロール、車線の中央を維持しようとするアクティブレーンキープ、コンビニなどに正面から突っ込む事故を防ぐAT誤発進抑制制御、バックの際の事故を防ぐAT誤後退抑制制御、後退時自動ブレーキシステムといった多彩な機能を持つ。

レガシィアウトバックのアイサイトver.3は、国が行うJNCAPのテストで対停止車両には50km/h、単純な大人の飛び出しには55km/h、単純な子供の飛び出しには40km/h、駐車車両などの陰からの大人の飛び出しには30km/hからの停止が確認されている。モデル末期ながらトップクラスの性能を備えているといえるだろう。

レガシィアウトバックのグレード体系は、ベーシックな標準と、18インチホイールやパワーバックドアなどが加わるリミテッド、そしてテストに使った特別仕様車のX-BREAKの3つとなる。

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