トヨタ マークX 500km実燃費レビュー【vol.2 100-200km】(1/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
トヨタ マークX 500km実燃費レビュー【vol.2 100-200km】
トヨタ マークX トヨタ マークX トヨタ マークX シフト カーナビ案内 国道135 下多賀付近を走行中 マークXを運転する金子氏 100-200km燃費は「12.4km/L」でした 国道134号看板 江の島入り口 交差点 国道134号 画像ギャラリーはこちら

マークXの最適な速度域とは

冬の平日なので、海沿いの国道134号線は夏のように混み合うことはない。50~60km/hでスムーズに流れている。舗装の良い路面では、このくらいの速度域がマークXは最も乗り心地がいい。

ここに来るまでの首都高速や横浜横須賀道路などで、コンディションがあまり良くない路面を70~80km/hで走行すると、タイヤが大きく上下動する様子が直接的に伝わって来て、舗装のつなぎ目や細かな凹凸などからの振動と騒音も遮断し切れていなかった。

それが60km/h前後に落ちてくると、ガラリと様子が変わるのである。騒音や振動だけではない。速度が下がったことによって、相対的にエンジン回転数も下がり、1,500から2,000回転前後を上下している。これがまた、静かなのだ。

アイドリングストップしているのではないか、というくらいエンジン音が聞こえてこない。風切り音やタイヤの擦過音にマスキングされてしまって聞こえないのではなく、60km/hぐらいまでの速度域だとマークXはクルマ全体がとても静かなのだ。

国道134号看板

「逗子のデニーズって、閉店しちゃったんですよね?」

国道134号沿いにあったファミリーレストラン「デニーズ」に、助手席に座っている編集部Yさんは思い出があるみたいだ。遠い眼をしている。

渚橋交差点のデニーズ跡地では、すでに別の外食産業の店が営業を始めていた。冬の海沿いは閑散としているが、サーファーとボードセイラーたちが気持ち良さそうに波間を独占している。

窓を開ければ冷たい風が吹き込んでくるが、マークXの車内は、いたってホンワカと楽ちんそのものだ。楽ちん過ぎて、運転していることさえ意識しなくなってしまう。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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