ホンダ インサイト 実燃費レビュー【vol.3 200-300km】(2/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:吉澤憲治(編集部)
ホンダ インサイト 実燃費レビュー【vol.3 200-300km】
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はたしてECONの存在意義とは?

オンの「穏やかな加速」といっても、御坂みちや中央高速道路でも十分に強力な加速をしていた。エアコンだって切ってしまえば、内気循環以上の省燃費になるはずだ。

反対に、ECONをオフにしたら、どれだけ燃費が悪化するのかという話になるわけだが、オフにしたところでインサイトが爆発的な加速をするわけではなく、急激に燃費が悪化するとも思えないのだ。

オンとオフを、まったく同じコースを同じ運転で走って比較したわけではないから厳密な比較とはならないのだが、オンとオフで走行感覚が著しく異なるわけではないし、瞬間燃費も切り替えながらモニターで見比べた数字は大きく隔たっていたわけではない。

最善のパターンは、ECONをオンにし、不要な時にはエアコンを切り、加減速のペダル操作を丁寧に行い、停車したらすぐにエンジンを切る、というものだろう。

だったら、ECONはずっとオンにしておけばいいだろうって?たしかにそう考えることもできる。ECONそのものがギミックなのだ。

静岡県側の富士山「新五合目」に到達したら、なんと溶け切れていない雪がたくさん残っていた。記念写真を撮影している人の多くは外国人観光客で、あいにくと濃い霧が発生していて、せっかくの富士山の雄姿が観られないのが可哀想だった。昭和テイストたっぷりの土産物屋で、西洋人の若者観光客が土産物の木刀の品定めを真剣に行っていたのが可笑しかった。

洋の東西を問わず、若者は旅先で木刀を欲しがる・・・。面白い。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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