VW 新型ゴルフ7 TSIコンフォートライン 燃費レポート(3/5)

  • 筆者: 永田 恵一
  • カメラマン:永田恵一/オートックワン編集部
VW 新型ゴルフ7 TSIコンフォートライン 燃費レポート
フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)オートックワン前にて撮影 フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)フロントイメージ フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)リアイメージ フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)フロント正面から フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)フロントアップ フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)テールランプアップ フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)アルミホイール フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)1.2リッターエンジン フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)インパネ フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)DSG フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)カロッツェリアの外付けポータブルナビ 画像ギャラリーはこちら

VW 新型ゴルフ7 TSIコンフォートライン 燃費レポート【郊外路編】

フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)郊外路の燃費テストにて、田園風景に立ち寄ります

郊外路では、ゴルフが初代モデルから定評あるドライビングプレジャーを存分に味わうことが出来た。

特に印象的だったのが「ステアリングフィール」と「ブレーキフィール」だ。ステアリングフィールについては、ステアリングの重さ自体はゴルフのイメージからすると意外と軽めなのだが、タイヤの状況伝達や操作が素晴らしく正確で、コーナーでステアリングを切ることが楽しいほどであった。

また、コーナーの曲率(曲り度合)が把握しきれない公道のコーナーではステアリング操作が遅れ気味になるケースもあるが、ゴルフの場合はそれがほとんど無いことにも感心させられた。

ブレーキフィールに関しても、良さの要因はステアリングフィールと同様に操作に対する正確さが大きく、ブレーキ操作に対する応答が非常にリニアなので、コーナーでの姿勢を決める時はもちろん、普通に赤信号で止まる時でもブレーキ操作を楽しめる。

フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)郊外路の燃費テストにて、田園風景に立ち寄ります

動力性能は1.2リッターでも高速道路の合流や追い越し、上り坂も含めて十二分なものを備えており、アクセルを深く踏んだ際の爽快感もハイブリッドカーが増えた今となっては余計に“エンジンの魅力”を味わわせてくれた。

1.4リッターと乗り比べれば、もちろん排気量分の余裕は魅力的だが、1.2リッターのパワーならワインディングロードなどで常識的なスピードの範囲で持っているパワーを使いこなせるという魅力も備えている。

1.2リッターと1.4リッターでリアサスペンションの形式が違うということで気になる乗り心地も、サスペンションがしなやかかつダンパーに中身がミッチリ詰まっているような動き方をしてくれるので、不快なショックは一切なく快適だ。

フォルクスワーゲン ゴルフ7(TSIコンフォートライン)郊外路を燃費テストにて走行中

ただ、リアサスペンションのキャパシティがTSIコンフォートラインの16インチタイヤでバランスを取れる上限値のような印象もあったので、インチアップをすると乗り心地の良さは損なわれてしまうかもしれない。

1.2リッターと1.4リッターの乗り心地の差も気になるところだが、1.2リッターでも十二分なレベルながら、乗り比べると17インチタイヤを履きながらも高級な4リンクマルチリンクサスペンションを使う1.4リッターの方がやはり上質だ。

その上質さはオプションのDCCを選ぶとさらに際立つので、予算があるなら1.4リッターを選んだ方が満足度は高いだろう。

郊外路区間での燃費は「15.6km/L」という記録だった。

この区間の燃費も見方によっては「今一つ」と感じる方もいるかもしれないが、今回は編集担当氏がゴルフのあまりの楽しさにアクセル開度が多めとなってしまったと白状した。

おそらく流れのいい郊外路で少し気を使った運転をすれば、18km/L以上の燃費が期待できるのではないだろうか。

 フォルクスワーゲン 新型ゴルフ7 郊外路の実燃費/15.6km/L

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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